ダクネス「せ、せめて、胸を揉むとか……」カズマ「おかまいなく」
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1:名無しNIPPER[saga]
2018/07/25(水) 21:13:20.50 ID:HfQ+yNW40
めぐみんばかり贔屓してはいけないと義憤に駆られ、今作はダクネス視点での物語となります。
そうした作風や卑猥な表現が苦手な方は、くれぐれもご注意ください。

それでは以下、本編です。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:14:55.64 ID:HfQ+yNW40
私の名は、ダクネス。
クルセイダーを生業としている者だ。
防御には自信はあるが、攻撃はからきし。
どれだけ剣を振るおうが、全く当たらん。
それ故に、いつも仲間に苦労をかけていた。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:17:30.97 ID:HfQ+yNW40
ダクネス「なあ、カズマ」

カズマ「なんだよ、ダクネス」

場面は変わって、ここは私の部屋だ。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:20:42.09 ID:HfQ+yNW40
彼に抱かれながら、窓の外を眺める。
今日は晴天で、澄んだ青空が眩しい。
天空を舞う渡り鳥の群れが美しかった。
時間はゆっくりと流れて、ドキドキしている。

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:23:25.64 ID:HfQ+yNW40
ふと、カーテンを揺らすそよ風に乗って、カズマの匂いが鼻腔をついた。男の子の匂いだ。
その香りに、より一層胸が高鳴るのがわかる。

そこで不意に、やっぱり好きだと思った。
好きだなと思い、好きだと改めて実感する。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:25:42.97 ID:HfQ+yNW40
すっかり熟睡しているカズマの髪を撫でる。
直毛の黒髪は、少々ごわついていた。
たまには櫛のひとつでも入れたらいいのに。
とは思うが、こいつはこれでいいのだろう。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:28:32.76 ID:HfQ+yNW40
ダクネス「んっ……ふぅっ」

はしたないのは承知の上だ。だけど少しだけ。
このくらいなら問題ないだろうと勝手に判断。
ふとももで、カズマの腰を、ぎゅっと挟んだ。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:35:31.14 ID:HfQ+yNW40
ダクネス「そろそろ、2人が帰ってくるな」

爆発音が聞こえてから、30分程が経過した。
今頃、爆裂魔法を放ち、消耗して動けなくなっためぐみんをアクアがおんぶして、屋敷を目指して歩いているだろう。夢の時間は終わりだ。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:39:18.39 ID:HfQ+yNW40
めぐみん「聞いてくださいダクネス!」

それからほどなくして、2人が帰ってきた。
どうやら道中で問題が発生したらしい。
部屋に駆け込んできためぐみんが説明した。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2018/07/25(水) 21:42:21.24 ID:HfQ+yNW40
めぐみん「ダクネス、髪を洗ってください」

ダクネス「ああ、わかった」

強制連行された風呂場にて。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:45:21.79 ID:HfQ+yNW40
ダクネス「なあ、アクア」

アクア「ん? なによダクネス、どうかした?」

ダクネス「カズマの故郷についてだが……」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:48:29.94 ID:HfQ+yNW40
めぐみん「何を考えているのですか?」

ダクネス「ん? ああ、実はあいつの母親について、ちょっと思うところがあってな……」

めぐみんの問いかけに答えると、アクアがキョトンと首を傾げて、質問を重ねてきた。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:51:56.11 ID:HfQ+yNW40
ダクネス「名案とはどんなものだ?」

アクア「母乳を飲ませればいいと思います!」

やっぱり駄目だった。いつものアクアだ。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:54:25.51 ID:HfQ+yNW40
アクア「いい? 母乳ってのは、母の愛を放出するイメージが大切なの。我が子を思いやる気持ちと、慈しみの心を持って気合いと根性で出すの。わかった? わかったなら、やってみて!」

めぐみん「こうですか? 花鳥風月!」

アクア「全然違うわ! こうよ! 花鳥風月!」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:56:57.59 ID:HfQ+yNW40
なんという浅はかな目標だろう。
母乳はいくらでも出せるものではない。
しかしながら、その健気さが微笑ましかった。
こうした可愛げを、私も見習うべきだろう。
改めて、めぐみんの可愛さに感心していると。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:59:17.22 ID:HfQ+yNW40
ダクネス「カズマ、起きてるか?」

風呂から上がり、部屋に戻った。
めぐみんはアクアにもう少し習うとのこと。
たぶん、邪魔が入らないように時間を稼いでくれるつもりだろう。本当に頭が下がる思いだ。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 22:02:21.64 ID:HfQ+yNW40
ダクネス「な、何をするんだっ!?」

カズマ「それはこっちの台詞だ! この変態!」

なんという言い草。よもや変態とは。
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 22:06:19.61 ID:HfQ+yNW40
カズマ「もう二度とこんな真似すんなよ?」

ダクネス「わ、わかったから解いてくれ!」

カズマ「よし、解いてやろう。その前に」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 22:10:31.45 ID:HfQ+yNW40
カズマ「うわっ! 何やってんだお前!?」

ダクネス「うぅ……見るな……いや、見てくれ」

カズマ「どっちだよ!? 事ここに及んでもブレないなお前は! 本当に度し難い変態だよ!!」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 22:13:12.04 ID:HfQ+yNW40
カズマ「さてと、後片付けだな。とりあえず、ベッドのシーツを干す前にアクアを呼んで浄化して貰うから、ダクネスはそこで休んでろ」

ダクネス「はい、ご主人様」

カズマ「身分は貴族のお前の方が上だろうが」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 22:18:50.81 ID:HfQ+yNW40
ご読了ありがとうございます!

一部訂正として、あとから確認したところ、どうも5レス目と6レス目の順序が逆のようでしたので、気になる方は脳内で修正して頂けるとありがたいです。
確認不足で大変申し訳ありません。

以下略 AAS



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