ダクネス「せ、せめて、胸を揉むとか……」カズマ「おかまいなく」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/25(水) 21:45:21.79 ID:HfQ+yNW40
ダクネス「なあ、アクア」

アクア「ん? なによダクネス、どうかした?」

ダクネス「カズマの故郷についてだが……」

アクア「カズマさんの故郷?」

湯船に浸かりながら、アクアに聞いてみる。

ダクネス「帰れるような場所ではないのか?」

アクア「難しいわね。なにせ別の世界だから」

あっけらかんと、アクアはそう宣いた。
それは俄には信じがたい所在地。異世界。
前に、そのような話を聞いたことはあった。
しかし、どうにも現実味がない話だった。

ダクネス「その設定は本当なのか?」

アクア「嘘をつく理由なんてないでしょう? ちなみに、何を隠そうこの私は水を司る女神……」

めぐみん「たぶん、本当だと思いますよ」

アクア「ちょっと! どうして私の正体に興味を持ってくれないのよ!? もっと注目してよ!」

話に加わっためぐみんが肯定した。
ひとまずアクアはスルーすることにして。
まずはめぐみんにその根拠を聞いてみる。

ダクネス「どうして本当だとわかる?」

めぐみん「それがどうやら、私のご先祖様を作った人がなんとカズマと同郷らしいのですよ」

ダクネス「ほう? 紅魔族を作り上げた人物か」

それはなかなか興味深い事実だった。
紅魔族は魔法の扱いに秀でた種族である。
その力は、魔王軍の精鋭に匹敵するほど。
しかしながらその生態や進化の過程は不明瞭。
それが異世界人の仕業ならば、説明はつく。

ダクネス「となると、奴は本当に異世界人か」

アクア「さっきからそう言ってるでしょ!!」

アクアの喚き声を聞き流しながら思案に耽る。


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