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【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】
- 126 : ◆zlCN2ONzFo :2019/05/03(金) 22:04:18.64 ID:OIY7aq3L0
- >>123
「ふむふむ、そうか」
「なるほど……通常の式とは、やはり勝手が違うのだな」
「しかし、よくこれ程の数を……馬酔木の術式とは、いや、気になる物だ」
【ひとしきり、花が咲いた様に明るく話す少女に】
【笑顔をそのままで、時に相槌を打って、時に感嘆し】
【そう受け答えするも、彼女の祖父の話となれば一転し暗い顔を見せる善弥を見逃さなかった】
【(やはり、馬酔木の二人には、何かの隔絶がある、それも何か大きな隔たりが)】
【そう認識させるには、十分な材料であって】
【晩餐の席は、まだ続き】
「それはつらい事だ、悠玄殿には君の活躍も能力も、十分に伝わっていないと見える」
「悠玄殿が君の実力を十分に理解すれば、その時は……無論君が名実共にヨシビの頂点であろうに」
「だが……これはどうだろうか?」
【魚料理、しかしそのナイフとフォークを取る事はせず】
【手渡した小さな箱】
【善弥が箱を開ければ、その中には水国の一流ブランドで設えた、指輪が一つ】
【紛う事無き、婚礼の誓いのそれであり】
「商会、海軍、将軍家のこの先の為、とは決して言わない」
「この場でこの様な話など、随分と気の早い事かもしれない」
「この先は、君に選んで欲しい」
「どうだろうか、これは私の……率直な気持ちだ」
「私は君に、婚礼を前提とした交際を申し込みたい」
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