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【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】
- 107 : ◆S6ROLCWdjI [sage saga]:2019/04/25(木) 21:22:48.37 ID:W2213yFJ0
- >>106
うんっ、難しーい! だからもっとシンプルに行こーヨ、――イストさんの首を刎ねられたらギンちゃんの勝ち、
イストさんがギンちゃんの物語を持って帰れたら――イストさんの勝ち! あっはは、負けないぞー、お……
【離れる距離を詰めるためにギンコも駆ける――蹴りつけた地面に小さな小さなクレーター、のような罅割れ】
【そこまで観察できるのであれば、こと「脚力」に至っては殊更に異常であることを伝えるのだろう】
【そのままの勢いで愚直に突っ込もうとする。しかし――発光、異能の気配を察知するならば】
【急停止。すればまた踏み締める地面に罅が入り、笑うのをやめて――蔓を真っ向から睨みつけるのだろう】
ああっははハ――――おっきくて、ふっとぉい、こんなの受けたらひとたまりもないネエ!
【だけどそれも一瞬のこと。可笑しくて仕方ないみたいに笑う、そうしたらまた地を蹴りつけて――罅が一層細かくなる】
【ギンコは跳んだ。真上に、そして――轟とうなる風切り音を伴って伸びる蔓の上に、着地しようとするだろう】
【そのままその上を走る、走る、伝って、――接近が叶ったのなら「投げる」。右手に持っていた獲物を】
【見れば両手の獲物は、それぞれの柄同士が細いワイヤーのようなもので繋がれていた。ならば】
【鎖鎌のように扱うこともできるのだろう。事実ギンコはそうしていて、投げたそれが当たらなければ】
【即座に左の手首を返して、元の位置に戻そうとするのだろう。だけど、先程の蹴りと同じ。直線的で単純な攻撃で】
【――加えて。きっと彼女は頭がよくなかった。だからこの、光る蔓が「なにか」他の効力を持っている、とか】
【たとえば炸裂するとか――そういったことはまったく考えていないのだろう。だからこうして堂々と足場にしたし】
【それにきっと過信していた。自身の自慢の脚力ならば、何かあってもすぐ逃げられる。楽しげな顔がそう言っていた】
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