梓みふゆ「鶴乃さん、鶴乃さん、起きてください」
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20: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:24:23.86 ID:RQR8trEn0
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
21: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:26:22.77 ID:RQR8trEn0
『最強とは、誰よりも強いという意味。やちよに勝てない時点で最強とは言えない』
鶴乃(う、うん・・・。で、でも、そんなことよりこうしちゃいられないの・・・! わたしがみんなを助けないと・・・!)
22: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:30:50.78 ID:RQR8trEn0
鶴乃(そうなの・・・・?)
『灯花もこの力を使って、強くなった。だからあなたも』
23: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:33:23.67 ID:RQR8trEn0
パカ「長い間鶴乃の側にいてくれて、いつも鶴乃を引っ張って、鶴乃がウワサになっときも、誰よりも早く、誰よりも深く、鶴乃のことを理解して鶴乃を救ったのはやちよじゃないのかパカッ?!」
鶴乃「・・・・・・・」
24: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:36:01.87 ID:RQR8trEn0
『・・・・・・・・・・・』
『そう・・・・』
25: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:37:45.27 ID:RQR8trEn0
ウワサの鶴乃「傘が水で濡れていれば、電位差を作れないからスパークしない。したがって爆発も起きない。で、あってるかな?」
灯花「そうだよっ! 最強さんって間抜けに見えて妙に鋭いよねー?! 腹が立つー!!」
26: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:42:09.01 ID:RQR8trEn0
ねむ「どうやら・・・・一世一代の大博打は吉と出たみたいだね・・・・むふっ」フラッ...
ねむ「うっ・・・・」パタリッ....
27: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:45:54.03 ID:RQR8trEn0
灯花「ウワサは厄介だなあ。もう遊んでいられないみたい」
灯花「じゃあしょうがないよねベテランさん! 今度こそ消してあげるっ! じゃーね!」シャラーン
28: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:48:40.21 ID:RQR8trEn0
ももこ「な、なあやちよさん。あの後ろに回り込む技って、やちよさんの技じゃないのか・・・?」
やちよ「ええ、驚いたわ。さすが私の弟子を自称しているだけあるわ」
29: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:52:35.08 ID:RQR8trEn0
ウワサの鶴乃「それはね、とても大きな存在で、そして優しい誰かだったと思う。そんな誰かがわたしにこう語り掛けたの。 “みんなを助けてあげて” って」
ウワサの鶴乃「だからわたしは灯花のことも全力で助けてあげたいの! だからお願いもう抵抗しないで!」
30: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:54:36.78 ID:RQR8trEn0
やちよ「ももこ。動ける?」
31: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:58:22.12 ID:RQR8trEn0
ももこ「今更気が付いても遅いぞ!」タッタッタッ
やちよ「私たちに空中戦ができないと思ったら大間違いよ!」タッタッタッ
32: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 22:01:42.43 ID:RQR8trEn0
33: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 22:05:46.23 ID:RQR8trEn0
白羽根「・・・・・いや、そんなことはしない」
黒羽根「・・・・・はい。何かおぞましい力に体を乗っ取られていた感覚が、今はもうありません」
34: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 22:09:17.27 ID:RQR8trEn0
白羽根「・・・・・・」
黒羽根「・・・・・・」
35: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 22:12:12.93 ID:RQR8trEn0
うい「でもねっ、やっぱり一番すごかったのは鶴乃さん! あんなに強いなんて!」
ももこ「ああ、本当に強かった。あんな底力があるなんて、今週のビックリドッキリNo1だよ」
36: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 22:31:15.26 ID:RQR8trEn0
みふゆ「・・・ふふっ、なるほど、そういうことですか」
やちよ「んっ? なにが?」
37: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 22:32:35.50 ID:RQR8trEn0
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後日
38: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 22:34:28.36 ID:RQR8trEn0
鶴乃「あ、あがっ・・・」ボロッ.....
やちよ「あれ? あっさり勝てちゃった」
39: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 22:41:20.33 ID:RQR8trEn0
やちよ「あのねえ。こんなんじゃダメよ鶴乃。いつも訓練だの修業だの喧しくしている割にこの程度なの? 今まで何してたのよ? さっきも言ったけど私はもう魔力が衰えて以前のように戦えないのよ。そんな私に勝てないってどういうこと? こうしているうちにも魔女や異変はそんなのお構いなしにやってくるのに。これからそういうのを対処するのは私じゃなくて、鶴乃みたいに実力がある子なんだからもっとしっかりしてもらわないと困るのよ。なのにはっきり言ってあなたはまだまだよ。私の弟子を名乗るならみんなを守れるくらいの実力を身に着けなさい」
鶴乃「うぅ・・・」
40: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 22:42:10.93 ID:RQR8trEn0
ありがとうございました。
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