梓みふゆ「鶴乃さん、鶴乃さん、起きてください」
↓ 1- 覧 板 20
20: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:24:23.86 ID:RQR8trEn0
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鶴乃(わたしは・・・・)
鶴乃(爆発に巻き込まれて・・・それで・・・やられちゃったのかな・・・・・)
鶴乃(頭が割れそう・・・)
鶴乃(苦しい・・・。締め付けられるような・・・圧し潰されそうで苦しい・・・・・・)
鶴乃(ダメだよこのままじゃ・・・。わたしは寝ていちゃダメ・・・!)
鶴乃(強く意思を持って起き上がらないと・・・!)
鶴乃(なのにっ・・・体が言うことを聞かない・・・。苦しい・・・締め付けられそう・・・圧し潰されそう・・・。なんなのこれ・・・)
『抗わなくていい』
鶴乃(えっ・・・?)
『怖がらなくていい。その感覚に身を委ねて』
鶴乃(ダメだよ・・・。それじゃみんなを助けられない。わたしががんばらないと)
『何も考えずに身を委ねて』
鶴乃(もうっ、だからダメなの・・・! そんなことを言うあなたは誰?)
『あなたの言葉を借りるなら、わたしは “最強の魔法少女” 』
鶴乃(最強の魔法少女・・・?! なんでっ、最強は、わたしだよっ・・・!)
『わたしは因果の特異点。全ての魔女を消し去る存在』
鶴乃(・・・? どういうこと?)
『このまま身を委ねれば、この力をあなたに分けてあげられる。そうすれば誰もあなたには敵わない』
鶴乃(わたし、強くなれるの?)
鶴乃(・・・・・・・)
鶴乃(・・・・・・いや、いやだっ! なんかいやだ! わたしはやちよししょーの元で努力して最強になるの!)
『それではそれ以上強くなれない』
鶴乃(なんでそんなことが分かるの?!)
『あなたはずっとやちよの元にいるが、一度もやちよに勝ったことがない』
鶴乃(うっ、ま、まあ、そうだけど・・・・)
40Res/76.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20