梓みふゆ「鶴乃さん、鶴乃さん、起きてください」
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26: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:42:09.01 ID:RQR8trEn0
ねむ「どうやら・・・・一世一代の大博打は吉と出たみたいだね・・・・むふっ」フラッ...
ねむ「うっ・・・・」パタリッ....
桜子「 |ねむっ| 」 抱きとめ
いろは「ねむちゃん大丈夫?!」
桜子「 |大丈夫。腕輪の制御で眠っているだけ| 」
みふゆ「ええ、今は大丈夫でしょうが・・・。このまま意識が無防備な状態が長く続くと羽根の力に精神を犯されてしまいます。その前に鶴乃さんが勝たないと・・・」
いろは「うん・・・。そうなんですけど・・・。でも、ウワサに憑かれた鶴乃ちゃんて―――」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ウワサの鶴乃『今までで一番安心できる場所を見つけた』
ウワサの鶴乃『ここはわたしにとって楽で幸せな場所だから』
ウワサの鶴乃『気を揉んだり悩んだりしない “安心できる” ユートピアだから』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いろは「―――・・・・キレーションランドを守る管理人で、それ以外で戦うことは消極的だから私たちのために戦ってくれるかどうか・・・」
桜子「 |ううん。今の鶴乃は消極的でもなければキレーションランドの管理人でもない| 」
いろは「えっ?」
うい「ふぅ・・・ふぅ・・・。そうだよ、お姉ちゃん」
いろは「ういっ。大丈夫?」
うい「さっきね、ねむちゃんの本の中から出てきたウワサの子を見たんだけど」
いろは「うん?」
うい「あの子は、わたしが描いた馬ライオンさんだった。あの子はみんなの心と体を癒してくれるの。そう願いを込めてわたしが描いんだから」
桜子「 |そうだよ。ウワサの子はみんないい子たちなの。いろはが戦ってきたウワサの子は、マギウスのねむによって悪意が強調されていただけ| 」
桜子「 |でも、ねむが元に戻って、その時にウワサの子たちもみんな本来の内容に戻った| 」
いろは「そっか。さっき桜子ちゃんが言っていた、鶴乃ちゃんを苦しめることにはならないし、敵になることもないって、そういうことだったんだ」
桜子「 |うん。鶴乃は私たちの心と体の癒しに反する存在と戦ってくれる。それにね、あの子は鶴乃と相性が特に良いみたい。あの子は本の中に戻された後もずっと鶴乃のことを気に掛けていた。ああやってまた鶴乃と一緒になれて、とても活き活きしている| 」
桜子「 |だから今の鶴乃はあの子の力を借りていつもよりずっと強い力が出せるはず| 」
みふゆ「いつもより強い力・・・。本当にそうならとても頼もしいですが、ワタシはやはりアリナや巴さんの印象が強いので、不安が残りますね・・・。果たして今の鶴乃さんはどう動くでしょう・・・」
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