梓みふゆ「鶴乃さん、鶴乃さん、起きてください」
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22: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:30:50.78 ID:RQR8trEn0

鶴乃(そうなの・・・・?)

『灯花もこの力を使って、強くなった。だからあなたも』

鶴乃(わたしもあんな風に強くなれるんだ)

『強くなってみんなを助けられる』

鶴乃(みんなを助けられる)

『みんなを楽にしてあげられる』

鶴乃(みんなを楽にしてあげられる)

『みんなを苦しみから解放してあげられる』

鶴乃(みんなを苦しみから解放してあげられる)

『身を委ねて』

鶴乃(身を・・・委ねる・・・)

鶴乃(・・・・・・・・・)

鶴乃(・・・・・・・・・・・)

鶴乃(・・・・・・・・・・・・・・・)





\\ 鶴乃! 鶴乃! 起きるパカッ! //





鶴乃「えっ・・・?」

パカ「鶴乃! なにしてるんだ早く起きるパカッ!」

鶴乃「キミは確か、キレートスタッフのちょっとおヒゲがねじれてる子?」

パカ「そうパカッ! よく覚えていたパカな!」

鶴乃「そりゃあもうわたしは管理人だから。それより何しに来たの? あっ! またわたしのことをウワサにするつもり?!」

パカ「そうパカッ! 早くパカと合体するパカッ!」

鶴乃「嫌だよ?! あんなに悲しい思いをしたのに!」

パカ「あの時のパカは本当のパカじゃないパカッ! 本当のパカはみんなを幸せにしたいって思ってるパカッ! 鶴乃と一緒パカッ!」

鶴乃「ほんとぉ・・・?」

パカ「信じるパカッ! この汚れなき純粋なパカの目を見ても信じられないパカッか?!」

鶴乃「う〜ん・・・。確かにつぶらな瞳だねえ・・・。零れ落ちそうだけど」

 .....ズキッ

鶴乃「ぐうっ?! まただ・・・。頭が割れそうなこの感覚・・・」

『それに身を委ねて。あなたが求める最強の力だから』

鶴乃「そうだ・・・。わたし最強に・・・」

パカ「ダメパカッ! そっちに行くなパカッ! そっちに委ねたらもう人の世界には戻れないかもしれないパカッ! パカが鶴乃をやちよたちの所に連れて行ってやるからこっちに来るパカッ!」

鶴乃「ううん・・・。わたしは今のままじゃ最強になれない・・・。やちよししょーのところに居てもわたしはこれ以上強くなれないから・・・」

『こっちに来て。みんなを苦しみから解放してあげられるから』

鶴乃「うん・・・わたしはみんなのために・・・」

パカ「鶴乃はバカパカッ!」

鶴乃「バカぁ・・・??」




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