シャニP「邪視?」冬優子「……」
1- 20
20:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:39:58.02 ID:XLNzjGnq0

「じゃし?」

『はい。邪悪な視線、と書いて邪視と読みます。プロデューサーさん、サングラスはありますか?』

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:40:26.73 ID:XLNzjGnq0

「う……」

「大丈夫っすか?」

以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:41:47.37 ID:XLNzjGnq0

『それなんですけど、その……』

と、そこまで言って、霧子が初めて言い淀む。

以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:44:29.59 ID:XLNzjGnq0



「ぜっっっっっっっったいに嫌よ!! 死んだ方がましだわ!」

以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:45:41.23 ID:XLNzjGnq0

「――はい。はい。そういうことでして、本当に申し訳ございません。はい、ええ、ええ」

不浄な物大作戦は幕を開けていた。とりあえず、ロッジにある使えそうなものはすべてかき集めた。アイドル三人には買ってきていた飲み物を全て飲み干してもらっている。

以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:46:25.98 ID:XLNzjGnq0

そんなこんなで、霧子主導による邪視撃退作戦は邪視という最大の懸念を残して順調に進んでいた。

「うわ、色薄いっすねー」

以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:47:12.03 ID:XLNzjGnq0

「……緊張して、全然でない」

「そんなこと言ってないで、飲むんすよプロデューサーさん!」

以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:48:07.68 ID:XLNzjGnq0



できることならここに篭っていたかったのだが、霧子の意見はロッジに来られる前に、どうにかした方が良い、というものだった。

以下略 AAS



28:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:48:41.95 ID:XLNzjGnq0

俺たちは、サングラス・ペットボトル(一人二本)・軽目の食料が入ったリュック・備え付けの双眼鏡・懐中電灯等を持って、裏山に入っていった。暗くなる前にどうにかしたい、というのが霧子の考えだったし、俺たちもそれには賛成した。

果たしてアイツの視線に耐えられるのか? 望遠鏡越しではなく、グラサンがあるとはいえ、間近でアイツに耐えられるのか? 様々な不安が頭の中を駆け巡った。

以下略 AAS



29:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:49:19.06 ID:XLNzjGnq0

「霧子の言葉をおさらいするぞ」

「はいっす」

以下略 AAS



30:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:49:51.17 ID:XLNzjGnq0




「プロデューサーさま……」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:50:39.89 ID:XLNzjGnq0

ハッ、とした。寝てた? あり得ない、あの恐怖と緊張感の中で。眠らされた?

あたりを見渡す。あさひと冬優子が寝ている。急いで起こす。二人が飛び起きる。

以下略 AAS



32:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:51:06.83 ID:XLNzjGnq0

「いいか! 足元だけを照らせ!」

俺は叫び、あさひの懐中電灯がヤツが出てこようとする、茂みの下方を照らした。

以下略 AAS



33:名無しNIPPER
2019/07/26(金) 17:51:56.05 ID:XLNzjGnq0

ヤツが腰を落とし、四つんばいになり、足を照らす懐中電灯の明かりの位置に、顔を持ってきた。直視してしまった。

昼間と同じ感情が襲ってきた。死にたい死にたい死にたい……。こんな顔を見るくらいなら、死んだ方がマシだ。

以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:55:20.17 ID:XLNzjGnq0
>>33 すみません誤字がありました

叫び声sww→叫び声で


35:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:56:30.98 ID:XLNzjGnq0

身体の底から、力が湧いてきた。ヤツの注意を向けようと出せる限りの大声を出して、地面に落ちた懐中電灯を取り上げ、冬優子の落としたペットボトルを手に取った。

「冬優子! 目を瞑ってろ! 絶対に目を開けるなよ!」

以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:57:58.31 ID:XLNzjGnq0

呼吸がドンドン加速していって、頭がクラクラする。このままでは過呼吸になってしまいそうだった。

「あさひも目を瞑れ! 絶対見るなよ!」

以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:59:19.12 ID:XLNzjGnq0

「あっ…………」

ぐにゅっとした、柔らかな感覚。俺の左手が、何かを押し込んだ。

以下略 AAS



38:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 18:00:21.91 ID:XLNzjGnq0



「なるほど……それは……」

以下略 AAS



39:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 18:01:18.38 ID:XLNzjGnq0

「えっと、話を戻しますね。邪視っていうのは、世界の広範囲に分布する民間伝承、迷信の一つなんです。悪意を持って相手を睨みつける事によって、対象となった被害者に呪いを掛ける事が出来る、なんて言われています」

「邪視の力によっては……人が病気になり……衰弱していき……ついには死に至る事さえあると聞きます……」

以下略 AAS



40:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/26(金) 18:03:35.76 ID:XLNzjGnq0
原作

洒落怖 「邪視」 
https://irasutoyan.com/2017/02/14/%E9%82%AA%E8%A6%96/

以下略 AAS



40Res/33.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice