21:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:40:26.73 ID:XLNzjGnq0
「う……」
「大丈夫っすか?」
「あ、ああ……。霧子、いたよ。こっちに……向かってきてるみたいだ」
息を呑む音は、誰のものだろう。少なくとも、ここにいる全員が不安を感じているのは間違いない。
「……これってさ、早く逃げないとヤバいカンジじゃん?」
『待ってください。逃げても、ダメです……。邪視さんの興味をプロデューサーさん達から逸らさない限りは……多分、どこまでも、追ってきます。呪い……みたいなものなんです』
はっきりと断言されて、俺たちの中には焦燥感に近いどす黒い雰囲気が流れ始めていた。特に、見てしまった二人ははっきりと狼狽えている。
「じゃあ、どうしたらいいんだ」
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