25:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:46:25.98 ID:XLNzjGnq0
そんなこんなで、霧子主導による邪視撃退作戦は邪視という最大の懸念を残して順調に進んでいた。
「うわ、色薄いっすねー」
「ホントだ。うちのも大分薄い」
「あんたら……」
霧子から話を聞いた後、少しの間躊躇いのあったあさひと愛依は俺の電話が終わるころにはすっかり気持ちを切り替えていた。ガブガブ飲んで、催したらペットボトルを持ってトイレに行って、という感じで。もうそれぞれ3回は繰り返しているだろうか。トイレの傍には、既に4本黄色い液体の入ったペットボトルが並んでいる。
「ていうか、電話が終わったならあんたも飲みなさいよ!!」
内股を抑えながらプルプルと震えている冬優子が、こちらに恨めしそうな視線を向けてくる。見ていた限りでは冬優子もあさひ達と同じくらい飲まされていたし、あの冬優子がここまでの姿勢をするんだから今にも破裂しそうな尿意があるのは間違いないのだろうが、トイレに行こうとするとペットボトルを持った二人がついてくるのでいけないらしい。アイドルとして、というよりは今まで生きてきた中で考えれば当然の反応といえば、そうなんだけど。
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