28:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:48:41.95 ID:XLNzjGnq0
俺たちは、サングラス・ペットボトル(一人二本)・軽目の食料が入ったリュック・備え付けの双眼鏡・懐中電灯等を持って、裏山に入っていった。暗くなる前にどうにかしたい、というのが霧子の考えだったし、俺たちもそれには賛成した。
果たしてアイツの視線に耐えられるのか? 望遠鏡越しではなく、グラサンがあるとはいえ、間近でアイツに耐えられるのか? 様々な不安が頭の中を駆け巡った。
裏山と言っても、結構広大だ。双眼鏡を駆使しながら、アイツを探しまわった。
昨日とやっていることは似たようなものなのに、あさひの表情は緊張を帯びていた。冬優子も、きっと俺だってそうだった。
霧子曰く、アイツは俺らを目標に移動しているはずだから、いつか鉢合わせになるとのことだった。
あまり深入りして日が暮れるのは危険なので、ロッジから500mほど進んだ、やや開けた場所で待ち伏せする事になった。
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