ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
1- 20
133:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 15:49:41.34 ID:cQX9e7Qho

わたしは凍りつくようだった。

一「言われてみれば確かにそんな気もするな」

以下略 AAS



134:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 15:53:41.87 ID:cQX9e7Qho

森「え?」

「ほら、全てのことに意味があるって言ったの、森さんじゃないですか」

以下略 AAS



135:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 15:57:43.53 ID:cQX9e7Qho
サキ「七重は……あんたをずっと心配して……ずっと待って……、
   おじさんだって、おばさんだって」

後は、自分の嗚咽が聞こえるばかりだった。人前で泣くのは子供の時以来だ。
涙の粒が、すうっと下に、神人達の暴れる中にこぼれ落ちていく。
以下略 AAS



136:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 15:59:26.12 ID:cQX9e7Qho
ポケットを探って渡された、携帯のリダイヤルを回すとすぐに見つけられた。

七重『――お兄ちゃん?』

サキ「わたし」
以下略 AAS



137:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:03:31.52 ID:cQX9e7Qho
心配に顔を歪ませる七重を見て、ああ、わたしも人のこと言えないな、と思った。
どうしたってやるしかないけど、それには七重が同意しないことには……。

サキ「ねえ、そこんとこはどうなの」

以下略 AAS



138:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:07:34.96 ID:cQX9e7Qho


世界が終わってしまったら。


以下略 AAS



139:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:11:37.11 ID:cQX9e7Qho


ふ‥

サキ「ふざけるなああっ!!」
以下略 AAS



140:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:15:38.96 ID:cQX9e7Qho

一瞬、間があって、わたしの背中に回した腕に力が入った。

突然、段違いに大きい揺れが来る。追い越すほどのうねる波動が―――
まずい、わたし自身が翻弄されそうだ。
以下略 AAS



141:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:19:40.73 ID:cQX9e7Qho



結局、七重が心配したような大事に至る事もなく、
わたしはただ三日ほど眠り込んでしまったらしい。
以下略 AAS



142:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:23:42.71 ID:cQX9e7Qho


ある日、坂道を下りてきたところで柊さんが、笑顔を浮かべて待っていた。
片手を軽く挙げて、

以下略 AAS



143:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:27:44.50 ID:cQX9e7Qho
柊さんは笑いながら、

古泉「何言ってる。森さんや僕、それに多丸さんたちは、
   『機関』での関係を外れたところじゃ、
   これからも君とは年の離れた友人としていたいんだが、駄目かい?」
以下略 AAS



144:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:31:45.93 ID:cQX9e7Qho
わたしも新川さんに改めてご挨拶したい。でも……

思い切ってわたしは口を開いた。

サキ「柊さんや森さんはこれからも戦いつづけるんですよね。
以下略 AAS



145:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:35:48.53 ID:cQX9e7Qho
七重は兄の悪口は決して言わないし、
わたしには今閉鎖空間が発生しているか感じ取ることはできない。

古泉「戦いを続けてる。でも、以前に比べたら、我々に任せるようになったほうだよ」

以下略 AAS



146:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:39:49.92 ID:cQX9e7Qho

柊さんは意外そうな目でわたしを見て言った。

古泉「……確かに。それだけじゃなく、色々な理由で、統合思念体や『機関』からは、
   今までは一くんに天蓋領域からの地球の防衛に専念するように求めてきて、
以下略 AAS



147:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:41:42.50 ID:cQX9e7Qho
森さんによると柊さんは子煩悩の愛妻家らしいから、『機関』の仕事の合間にも、
あのカギを使ってこっそりあちらの世界に戻ったりしているのかもしれない。

そうだ、カギで思い出した。

以下略 AAS



148:名無しNIPPER[sage]
2017/06/04(日) 16:49:31.90 ID:cQX9e7Qho
ここまで読んでくださってありがとうございました。レス感謝です。
このSSは「幸せな瞬間を詰め込みたい」と思いながら書いていました。
もしそんなひとときをお届けできたなら幸いです。


149:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 17:07:23.42 ID:TDyQftRd0

何かわからない所もあったから美那雄けど、とりあえず完結おめでとう


150:名無しNIPPER[sage]
2017/06/04(日) 17:23:24.85 ID:cQX9e7Qho
>>149
ありがとうございます。分かりづらくてすみません。


151:名無しNIPPER[sage]
2017/06/04(日) 17:38:04.71 ID:TDyQftRd0
サキ→七重であってる?それともただの友情?
最近その手の作品が多いから判断に困っている。俺の基準が変になってて……


152:名無しNIPPER[sage]
2017/06/04(日) 18:32:52.58 ID:cQX9e7Qho
>>151
はっきりと恋愛感情という意味ではサキ→七重ではないです。
ただの友情かというとまた違っている気がします。サキはかなり七重に依存している、深い親愛の情を抱いています。
答えになっているでしょうか。


153:名無しNIPPER[sage]
2017/06/04(日) 18:39:59.56 ID:TDyQftRd0
>>152
答えてくださってありがとうございました。人によっては背景に百合の花を描くぐらいだなと理解しました(理解しているのか?)


153Res/200.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice