ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
↓
1-
覧
板
20
146
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/06/04(日) 16:39:49.92 ID:cQX9e7Qho
柊さんは意外そうな目でわたしを見て言った。
古泉「……確かに。それだけじゃなく、色々な理由で、統合思念体や『機関』からは、
今までは一くんに天蓋領域からの地球の防衛に専念するように求めてきて、
そして一くんはそれに応えてきてたんだ。
涼宮さんもしぶしぶながら了承する形でね」
サキ「じゃあ、今回のことでおばさん、それ見たことかだったんじゃないですか」
柊さんは痛いところを突かれたような笑顔を見せながら、
古泉「正にそのとおり。涼宮さんだけじゃなく、長門さんからもついに意見が出てきてね。
我々もとうとう、一くんの意志に委ねることになってしまった。
どうなることやら、とにかく森さん達の長年の苦労も水の泡だよ」
その割にどこか嬉しそうに見えるけど。
役割についての話で思い出したが前から気になってたことがある。
サキ「あの……突然ですけど柊さんって普段何してるんですか」
古泉「そう言えば今まで、話したことなかったな」
七重「ええ、二人とも……」
皆でおかしくて笑ってしまった。
確かに。何度もお会いしてるのにそれどころじゃなかったから。
古泉「大学で文化人類学を教えてる。
それから、妻の家が神社なんだが、そこで神主の仕事も少々ね。
まあ、ほとんど研究のための出張ってことで家を空けて、
家族からは半ば呆れられてるけど。
……妻も娘達も理解してくれてるのは本当に有難いことだ」
柊さんに教わる学生は幸運だ。
それにしても、そんないい奥さんや娘さんたちを悲しませないでくださいね。
柊さんは苦笑して、
古泉「一くんから聞いたよ。ありがとう、めったなことでは無理はしないさ。
でも、奥さんって呼び方は正確じゃないかもしれないな。
小さいけれど町に弁護士事務所を開いて、
彼女も家事と仕事で毎日忙しくしてるからね。
娘達が曲がらずに育ってくれたのは、彼女のお陰だよ」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
153Res/200.98 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494741419/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice