ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/06/04(日) 16:35:48.53 ID:cQX9e7Qho
七重は兄の悪口は決して言わないし、
わたしには今閉鎖空間が発生しているか感じ取ることはできない。
古泉「戦いを続けてる。でも、以前に比べたら、我々に任せるようになったほうだよ」
やっぱり、あいつは時々、いや多分かなり家を留守にしてたのか。
わたしが行った時は取り繕ったように戻ってたんだな。
七重「でも、お兄ちゃん、前よりよく笑ったり話したりしてくれるようになったんだよ。
おじいちゃんやおばあちゃんは、よく遊びにくる男の子だと思ってるけど、
おじいちゃんの畑仕事を手伝ったり、
おばあちゃんに世界中の旅したところの話をしたり。
お父さんやお母さんとも、次はなるべくこの日にちに帰ってくるから、
家族で何かしようとか……」
サキ「わたしは七重がいいなら。本来わたしが口出ししていいことでもないし。
あいつなりに使命を帯びてやってるんだって、分かってる。
……あんたの兄貴は大した男よ」
七重が胸一杯、嬉しそうな顔を輝かせる。
七重がこうしている限り、わたしが誓いを果たすことはないだろう。
もう少し、この健気な妹に寂しい思いをさせないでくれればね。
古泉「しかし、今回のてん末を涼宮さんに報告したら怒られてしまってね」
頭をかきながら話す柊さん。
サキ「え、怒られた? 七重のお母さんに? 七重まで巻き込んだから?」
七重「ううん、そうじゃないの」
柊さんは川の方を見ながら答えた。
古泉「一くんのことでね。実は、涼宮さんからは前々から言われてたことなんだがね、
一くんの力を、もっと人間同士のことに使うべきだと。
何といっても一くんのお母さんだから」
確かに、宇宙から襲来する敵と戦うこと以外に、一が何かしてると聞いた覚えがない。
考えてみれば、スーパーマンのような、人助けにだって生かせそうな力を一は持っている。
サキ「でも、いつ現れるか分からない敵と戦いながらそうするのって、
大変なんじゃないですか」
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