ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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144:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:31:45.93 ID:cQX9e7Qho
わたしも新川さんに改めてご挨拶したい。でも……

思い切ってわたしは口を開いた。

サキ「柊さんや森さんはこれからも戦いつづけるんですよね。
   ……なんだか、わたしだけ抜け出したみたいで」

柊さんはわたしが話し終わるまで、静かに聞いていたが、
あのいつもの説明するときの、整然とした口調で話してくれた。

古泉「いや、僕らは今は天職だと思ってるし、
   もともと、これからも体が動くかぎりは続けていくつもりなんだよ。
   そして、皆君に感謝してる。
   それに君が力を失ったということは、その役目を果たしたんだと誇っていいことだ。
   我々にしてみれば、君がずっと力を持ち続けていることの方が心配なんだ。
   それは君がずっと危険の中へ飛び込んでいかなきゃならないってことだけじゃない。
   あの力を持った者が現れるということは、
   また涼宮一が神人を抑えきれない事態が起きる恐れがあることを、
   意味するのかもしれないから」

サキ「そんなものなんでしょうか」

古泉「森さんの言うとおり、
   全てのことには意味があるんだと思わされるところがあったからね。
   もっとも、今回は幸運に恵まれただけかもしれないけど、
   いずれにせよ、君が自分を責めることはないよ」

柊さんたちのほうが大変なのに。

サキ「そう言っていただけると……。ところで、一は今も戦ってるんですか」


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