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【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
- 472 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/08/24(金) 00:02:34.56 ID:YpJJq0IFo
- 【全員対象】
「チィ…!!」
イムカは思わず銀色の小鎚を取り出そうとポーチに手を伸ばして辞めた。
肉体はともかく精神力はまだ快復しきっていないため、今のイムカでは祝福秘術は成功しないのだ。
「イヤーッ!!」
ジャラララァとワイヤーに繋がれた複数のクナイダートを振り回し、防御に使用するイムカ。
しかし、彼女は現状これが手一杯で反撃に転じる間は僅か。そして瞬く間に裂傷が刻まれていく。
【それは>(>471)ソーマタージも似た状況であり、このターンでは防戦一方である】
対して、俊敏性に優れる(>>469)七八は爆心地より離脱。機動力を奪う手傷を負いつつも反撃。
それは(>>470)ロイの熱衝撃波と呼応するコンビネーションとして成立する。
【衝撃波による刃羽のカウンターがあいにく不成立。グリフォン自身にぶつかる直前に刃の如く硬質だった羽根が柔らかくしなやかなソレに代わる】
【形状変化…七八が戦闘前に示唆したようにグリフォンが魔術の類を使用している】
しかしてそれにとり一瞬動きを止めたグリフォン。その好機を見逃す七八ではなく、
ワイヤー付のクナイは見事、グリフォンの不自然な翼に一つに引っかかる!
【ヴァッ!っと宙を再び駆けようとしたグリフォンはガグンとその態勢を崩す。七八の体重によるもの!】
【力任せに引っこ抜くように飛べば容易に引き剥がせるだろうが、それでも、今の数秒は空中で静止し隙をさらけ出したような形となった】
「皇帝陛下の加護あれかし≪大跳躍≫!!」
ゆえにイムカは直ぐに決断し、(>>470-471)ロイとソーマタージに奇跡を用い、
その身体を思いっきり上方に跳躍させた!二人にロイ謹製の毒薬(武器に塗布する)を持たせた上で。
【(>>469)その間、七八の仕事はこの曝け出した隙を一瞬でも長く維持することである。再び機動の自由を取り戻されたら後がなくなる!】
- 473 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/24(金) 00:11:56.04 ID:09j/N/Lf0
- >>472
「嘘だろ!?」
硬いも柔いも自由自在とは卑怯也といわんばかりの叫び 地面に着地 これでこの戦いでは月閃歩行と天破絶槍は使えなくなってしまった
だが四五六がうまいことグリフォンの機動力を奪う
「よしよくやった!!」
称賛の声と共に ハルバートの穂先にモルヒネ蜂蜜を塗布し
「おぉぉぉぉおおおおっらぁ!!」
大きく情操をつけて渾身のやり投げ 質量のあるハルバートがグリフォンに向けて突き指針で行く
- 474 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/08/24(金) 00:17:24.08 ID:X4COWedc0
- >>472
「ウザッてぇ…!」
ザクリと頬が斬り裂かれる。ダガーは既に砕け、負傷も大きく限界も近い。
その時だ。視界の端に天に向かう苦無が写ったのは。
「落とせ!そんな体重無い?ホントに?」
空中で姿勢を崩すグリフォン。ワイヤーに繋がる七八に叫んだ瞬間、彼の身体を浮遊感が襲う!
「KGBに読まれたか?大将」
ロイの作った毒薬を刀に塗りたくりながら飛び上がるソーマタージ。キラリと赤い眼が光り、グリフォンと一瞬睨みあう。
「イヤーッ!」
次の瞬間、器用に身体を捻り繰り出す跳び蹴り!ダメージを与えるというよりは、引っ掛けて足場にするつもりだ。
ソーマタージの皮の下は機器の詰め合わせである。サイズこそ人の身体の範疇だが、特殊合金などを使って形成されたその質量はその限りではない。
ならば、それだけのモノが上空から落下してきたらどうなるか?それも鋭い刀の切っ先を向けて?
「試してみる価値はあるだろ?」
狙うは急降下爆撃めいた体当たり、質量の暴力、デス・フロム・アバブ。後悔は死んでからすればよい!決死の蹴りが放たれた!
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