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【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】

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283 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/08/05(日) 23:27:25.56 ID:QYssC4SNo
【全員対象】

「ぐぬぬぬぬ…ッ」

 このくらげ野郎に対しての復讐を決意するα-12。
 とりあえず、白インクで表面に「ぬるぽ」とラクガキ。

【それを見ている救助者達のソンケイはますますストップ安であったという】

 −−−−−−−−−

【脱出地点に向かう一行――】

「「「SHAAAAAA!!」」」

 撤退の妨害を図る汚染兵士達の容貌は確実に人間と遠ざかり始めていた。
 どれもが第三の腕を生やし、赤紫色の長い舌と牙を伸ばし、肌の色も不自然な紫色に染まっている。

「もはや人間社会に溶け込む必要(擬態)も無くなったというわけデスか!!」

 そして、これは彼等の侵略が既に阻止限界点を越えたという証でもある。
 この惑星は多くの人命を飲み込んで破滅する。それは最早確定事項なのだ。

【そして、現在、性質の悪いおっかけっこの真っ最中だ!】

 BLAMBLAM!!汚染兵士達の持つ粒子銃からレーザー光が射出され、
 しんがりのタェンティースに迫る。狙いこそ甘いが、実弾よりも遥かに素直な軌道と反動に少なさが厄介だ。
 何せ、走りながらでもかなりの命中精度を期待できるのだから。

「くらげ=サン!も、役に立つデス!」

 牽制射を行いながらも、意思疎通できているのかいないのかビミョーなウォルターにも支援要請。

【汚染兵士…粒子銃の配備。軍施設の重要な武器庫を掌握されたようである】
284 :クラゲうぉるたー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/05(日) 23:34:27.20 ID:nlL8Nze20
>>283
「も」

α-12の要請に応えてかの行動かは不明だが海月は敵性体を認識したらしく無駄に漂わなくなった。
触手を高々と振り上げるとスナップを利かせ水平に振るう。

ぶちん、と音がして先端の刃が千切れ飛び、相手へと向かっていく。

じゃらりじゃらり、幾つもの触手が同じ行動を開始する。
刃が放たれるほどに触手は短くなり、飛距離も悪くなっていく。
千切っては投げ千切っては投げ、微妙にニュアンスの違う攻撃が続けられる限り続く。
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