1:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:35:58.94 ID:jtprKQxnO
〜学園艦・艦首展望露天風呂〜
ちゃぷ……ちゃぷ……
梓(……おなら、したくなっちゃった……)
梓(しちゃおうかな。周りには、西住先輩しかいないし──)
みほ「はぁ〜練習のあとの温泉は気持ちいいね〜」
ちゃぷ、ちゃぷ……
梓「そ、そうですね」
みほ「お客さんはいないし、私達の貸し切りだよ」
梓「は、はい」
梓(……ぁんっ)
梓(でちゃいそう)
梓(よしっ──しちゃえ!)
梓「〜〜〜っ!」
…………、……
梓(──あ、あれぇ? いざしようとすると、なんか、でないよ……)
みほ「? 梓ちゃん、どうしたの?」
梓「──っ! い、えいえべつに! <こぽぉっ>……あっ……」
みほ「?」
梓(でた──変に力が入って──)
ポコボコォ……
梓(足の間から気泡が──ゆっくり、ゆっくりと)
……こぽぉっ、こぽ……
みほ「? 泡?」
梓(気付かれちゃた!)
もはぁん……
みほ「……!?」
梓(っ、うぅ、こんな時に限って、いつもより匂いが強いよぉ……)
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:36:38.81 ID:jtprKQxnO
みほ「梓ちゃん……、した?」
梓「……///」
みほ「やだもう、梓ちゃん」
3:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:37:08.31 ID:jtprKQxnO
梓「……。私にとって、先輩は──最高の先輩です。それに、みんなだって先輩の事を頼りにしてますよ」
みほ「本当?」
梓「はいっ」
4:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:37:38.57 ID:jtprKQxnO
梓(西住先輩、テンションの落差がけっこー激しいんだよね)
梓(でも、先輩、とっても楽しそう!)
梓「わかりました! 梓、西住先輩に続きますー!」
5:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:38:06.72 ID:jtprKQxnO
梓「あ、あのっ」
みほ「うん?」
梓「せ、先輩ってその」
6:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:38:40.78 ID:jtprKQxnO
梓「く、訓練ですか? おしりの?」
みほ「うん、おしりの形が良くなるから、って」
梓「あ、なるほど……さすが西住流。先輩は、そんなところまで努力をしてるんですね、凄いです」
7:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:39:20.59 ID:jtprKQxnO
みほ「ねぇ見たい見たいー、お姉ちゃんのお尻みたいよぉー」ジタバタ
まほ「うぅ、……ああもぅ、しかたないなぁ……誰にもいっちゃだめだからね……?」
ぬぎぬぎ、ぺろん
8:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:39:58.58 ID:jtprKQxnO
〜学校・授業中〜
<先生「で、あるからして〜──……」
9:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:40:34.67 ID:jtprKQxnO
カチカチ
梓「うぁう、寒い寒い」
10:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:41:04.15 ID:jtprKQxnO
梓(眠れない)
梓(さっきの事を悔やんでるせいかな)
梓(……)
11:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:41:31.87 ID:jtprKQxnO
梓「そんな事ないです。兄弟姉妹って、いろいろおかしな事、しちゃいますよ」
みほ「ありがと……そっか、梓ちゃんもお姉さんなんだもんね。ふふ、きっと──良いお姉さんなんだね、梓ちゃんは」
12:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:42:08.51 ID:jtprKQxnO
〜大洗VS黒森峰・練習試合場〜
梓「エリカさん」
13:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:42:37.72 ID:jtprKQxnO
エリカ「まーあんたも適当に、達者で」
梓「はい」
14:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:43:37.89 ID:jtprKQxnO
桂利奈「ねー、あずさってば今日すっごい静かじゃん、どしたの?」
あや「ほっときなよ。考え事でしょ」
桂利奈「新隊長は大変だねぇ」
15:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:44:06.42 ID:jtprKQxnO
みほ「……」
みほ「そっかぁ」
梓(へ)
16:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:44:36.60 ID:jtprKQxnO
梓(なんだか、軽くいなされちゃったなぁ……)
梓(もっと、驚いてほしかたなぁ……)
梓(じゃれつく後輩と、それをあやす先輩って感じ……)
17:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:45:10.48 ID:jtprKQxnO
『どうして……来るなら、連絡をくれればいいのに』
『抜き打ちです』
『抜き打ちって』
18:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:45:39.62 ID:jtprKQxnO
しほ「では私の話は手短に──みほ、貴方、こちらで大学に進学したいという話しは電話で聞きましたが、何のために大学へ行くの?」
梓(それって……手短にすませて、いい話のかなぁ……)
みほ「それを聞くために、わざわざ……?」
19:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:46:12.38 ID:jtprKQxnO
ばさっ
梓「これ……黒森峰大学の入学案内&願書ですか」
20:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:46:42.51 ID:jtprKQxnO
みほ「じゃ、電気、消すね」
梓「はい、お願いします!」
21:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:47:11.31 ID:jtprKQxnO
梓「私こそやっぱり、お邪魔だったんじゃないかなって」
みほ「ううん、何度もいうけど、そんな事ないよ」
梓「はい……」
51Res/80.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20