2:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:36:38.81 ID:jtprKQxnO
みほ「梓ちゃん……、した?」
梓「……///」
みほ「やだもう、梓ちゃん」
梓「ごめんなさい……」
梓(ばれちゃった)
みほ「も〜……ふふ」
梓(あ、笑ってくれた)
梓「え、えへへ」
みほ「くすくす」
梓「も、もう、あんまり笑わないでください」
みほ「梓ちゃんがいけないんだもん」
梓「そ、そうですけどぉ」
梓(……はぁぁ……楽しいよぉ……)
梓(先輩と一緒に温泉に入って、一緒におならの臭いに鼻をつまんで、それでもなおこうやって笑っていられる)
梓(これが私の今年の成果──高校二年生として、一生懸命頑張った成果なんだ。うん、良い一年だったなぁ)
梓(……先輩、来年の春には卒業しちゃうんだ。……やだな……)
みほ「──さちゃん。ねぇ、梓ちゃん?」
梓「あ、ごめんなさい、少しぼーっとしてしまって……なんですか?」
みほ「うんあのね」
みほ「私って、ちゃんと三年生らしくできてたのかなぁって」
梓「え……?」
みほ「皆から、頼りない先輩だって、思われたりしてないかなぁ」
梓「どうしたんですか、急に」
みほ「この一年間、私はずーっと、自分とお姉ちゃんを比べてたような気がするんだぁ」
梓「お姉さんと……」
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