20:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:46:42.51 ID:jtprKQxnO
みほ「じゃ、電気、消すね」
梓「はい、お願いします!」
かち、かち
みほ「うぅー、寒いぃ……」
……もぞもぞ
みほ「お休み、梓ちゃん」
梓「はい、お休みなさい」
梓「……すぅ……」
梓(あはは〜結局、何ごともなかったように勉強をして、一緒にご飯を食べて、代わりバンコにお風呂にはいってしてしまったぁ〜)
梓(だけど先輩、お母さんが帰ってから──やっぱりちょっとだけ口数が少なくて、なんだか出会ったころの先輩を思い出すな……)
みほ「すー……すー……」
梓(先輩いま何を考えてるのかな……)
梓「……。あのう先輩」
みほ「ん?」
梓「今日みたいにまた……勉強をしにきてもいいですか」
みほ「うん、いいよ」
梓「邪魔になったら、言ってください。私、すぐに調子にのっちゃいますから……」
みほ「あはは、うんわかった。でも、大丈夫だよ。私、梓ちゃんといるとなんだか気持ちがリラックスするの。だから」
梓「本当ですか。嬉しいです」
みほ「だから……お母さんと話しをしていた時も、梓ちゃんが見てるんだからって、いつもより頑張れった気がする」
梓(あ……その話、してくれるんだ……)
みほ「お姉ちゃんがいつもエリカさんと一緒にいた理由、ちょっとだけわかるような気がしたんだぁ」
梓「あのお二人の場合は、エリカさんが一方的にお姉さんにくっついていたんだと思いますけどねー」
梓(……って、私も人のこと言えないか……)
みほ「あ、だけどこれだけは約束してね」
梓「?」
みほ「うちに泊まる時は──梓ちゃんもかならず、そのボコパジャマを着ること」
梓「う……ちょっと恥ずかしいです……」
みほ「ううん、とっても可愛いよっ、Mサイズ、予備を買っておいてよかったぁ」
梓「はは……」
梓(パジャマは恥ずかしいけれど……でも良かった、先輩の声、笑ってる)
みほ「今日は、ごめんね。お母さんがこの家にくるとは思ってなくて」
梓「いえ、謝る事なんて、本当に何もないです」
…………ボォォォォォォォ…………
梓(あ、学園艦……今、出航してるんだ)
梓(……)
51Res/80.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20