9:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:40:34.67 ID:jtprKQxnO
カチカチ
梓「うぁう、寒い寒い」
みほ「早くベッドにはいりなよー」
梓「はい〜」
もぞもぞ
みほ「きゃっ、梓ちゃんの足冷たい」
梓「す、すみません」
梓(先輩の足は、暖かいです)
みほ「けど、こうして一緒に寝るのも久しぶりだね」
梓「ですね〜……大会の頃は特に、一緒に作戦会議なんかをして、そのまま泊めてもらうことが多くて……私が買ってきたこの枕、まだおいておいてくれたんですね」
みほ「うん。梓ちゃんが使ってない間は、抱き枕替わりにしてるよ」
梓「え、そ、そうなんですか?」
みほ「あ、ごめんね、嫌だった?」
梓「あ、いえ、全然」
梓(……先輩にいつも、抱かれてるまくら……先輩の臭い、するかなぁ)
みほ「よかった。じゃあ、お休み〜」
梓「はい、お休みなさい」
──────
みほ「ん〜……」
梓「どうしたんです?」
みほ「なんだか手持ちぶたさだなって」
梓「手持ちぶたさ?」
みほ「梓ちゃんの事、抱き枕替わりにしてもいい?」
梓「えっ」
梓(……じ、冗談、なのかな……だって、女のコどうしても普通はあんまりそんな事しないと思うし……)
梓(ただ先輩って、そういう突飛な事普通にしちゃいそうなとこあるし──私としてもべつに──)
みほ「……。……なんっちゃってね。ごめんね、困らせちゃったね」
梓「え、あ、え……」
みほ「ふふ、じゃ、お休み……」
梓「……、お休みなさい……」
梓(うー……チャンス、だった……のかなぁ……大後悔……)
──────────。
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