8:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:39:58.58 ID:jtprKQxnO
〜学校・授業中〜
<先生「で、あるからして〜──……」
梓(今日は久しぶりに先輩の家にお泊りだ──嬉しいな)
梓(梓。なんでもいい、何かアプローチしなさい。行動の先に、チャンスはあるっ)
梓(私の目標は先輩のお姉さん。じゃあ──どうしたらいい?)
梓(『先輩のお姉さん』……、まほさん)
梓(まほさんは……先輩の事を『みほ』って呼んでる……)
梓(……。)
『ねぇ、梓ちゃん』
梓(はい、なんですか……み、ほ……)
梓(……っ)
梓(ノ、ノンナさんみたいだぁ)
『あのね、梓ちゃん』
梓(なんだい、み、みほ……っ、みほっ)
梓(〜〜〜〜〜〜〜!!)
梓(だめだぁっ、先輩を呼び捨てになんかできないよぉ)
梓「……うぅ」
梓(あぁ、顔が熱い。心臓がどきどきいってるぅ)
<先生「……わさん。──さわさん。……こら! 澤さん!」
梓(──!?)
梓「は、はい!?」
<先生「次、澤さんでしょう! 早く続きを読んで!」
梓「!? つ、続き……??」
<先生「……。ちゃんと授業を聞いていましたか?」
梓「ひぐっ……」
あゆみ(142ペーシ! 三行目からだよっ)
梓(あ──! ありがと!)
あゆみ(いいってことよ)
梓「え、えとえと、──」
──────────。
〜その日の夜・みほの家〜
梓「じゃあ先輩、電気、消しますね」
みほ「うん、ありがとう」
梓(とほほ──結局、普通に一緒に勉強をして、一緒にご飯をたべて──それだけで終わっちゃった……)
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