工藤忍「おかしなうさぎは夢見て跳ねる」
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1: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:27:28.31 ID:X17K8DuQ0


モバマスの工藤忍ちゃんのSSです。地の文風味。モブ視点。



https://i.imgur.com/eZksglX.jpg
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2: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:28:46.16 ID:X17K8DuQ0


 夢が叶うのは誰のおかげだろう。

 応援してくれる人? チャンスをくれる人? 一緒に夢を見てくれる人?
以下略 AAS



3: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:30:07.72 ID:X17K8DuQ0





以下略 AAS



4: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:32:29.11 ID:X17K8DuQ0


 だいたい1年前。
 入学してきた時に軽音部を選んだのは、音楽しか自分にできることが思いつかなかったから。

以下略 AAS



5: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:33:32.22 ID:X17K8DuQ0


 音楽室にはいつもひとりだったから、その景色は珍しいような、嬉しいような。
 この時間は軽音部専用のはずだから、大方勝手に使っているんだろうけども。

以下略 AAS



6: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:34:33.20 ID:X17K8DuQ0


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以下略 AAS



7: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:35:28.48 ID:X17K8DuQ0


「勝手に使ってすみませんっ。その、誰も使ってない場所を探してて……」

「まぁ、気まぐれに使ってるからね」
以下略 AAS



8: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:36:11.13 ID:X17K8DuQ0


「あいたたっ。まだまだ練習が必要だなぁ」

 苦笑いをする工藤さんを見て、自分もやっと笑った。
以下略 AAS



9: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:36:54.47 ID:X17K8DuQ0


「あ……い……っ」

 忍は何かを言おうとして、急に言い澱んだ。
以下略 AAS



10: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:38:15.79 ID:X17K8DuQ0





以下略 AAS



11: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:39:27.40 ID:X17K8DuQ0


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12: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:39:55.97 ID:X17K8DuQ0


 忍は、音楽プレイヤーを持ったまま何かを考えているようだった。
 固まったままの姿に僕が怪訝な顔をし始めると、それを見なかったように思いつきの顔を返してきた。

以下略 AAS



13: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:40:36.97 ID:X17K8DuQ0


 細かく刻んだハイハットの音から始まって、明るいピアノが流れ出す。
 忍がすっと息を吸う音が、僕の耳に残る。

以下略 AAS



14: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:41:38.89 ID:X17K8DuQ0



「どう? キーとかアクセントとか、それに最後のサビは自信あるよっ」

以下略 AAS



15: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:42:31.79 ID:X17K8DuQ0


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以下略 AAS



16: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:43:39.82 ID:X17K8DuQ0


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以下略 AAS



17: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:44:36.85 ID:X17K8DuQ0


 ちょっと休憩しようと僕の声が喉から出る前に、忍の足が引っかかって姿勢を崩す。
 忍がどさっと尻もちをついても、アイドルソングは無情に流れ続けた。

以下略 AAS



18: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:45:22.08 ID:X17K8DuQ0


「だからちょっと休んで、」

 元々はちょっと休憩させようと思っていたことを思い出して。
以下略 AAS



19: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:46:34.55 ID:X17K8DuQ0


 できないって認められるってきっと大切だ。
 山の頂上からのキレイな景色を見るためなら、小さなプライドなんてどうってことないと。
 自分の力不足に悲しくも、苛立たしくもなるけれど、それでも山の麓で一歩を踏み出してみる。
以下略 AAS



20: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:47:14.16 ID:X17K8DuQ0


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以下略 AAS



21: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/03/31(土) 11:48:12.56 ID:X17K8DuQ0


 こいつは本当にまったく。
 そんな気持ちを表すように、長い、長い溜息をついた。
 忍は勢いだけ先走っていくから、ちゃんと考えてるのか不安になる。
以下略 AAS



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