高垣楓「純情な恋する乙女なんて如何でしょうか?」
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50: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/30(月) 19:25:47.82 ID:squNLtVqO
晴れた。
たった三文字で完結する今の状況が、面白いくらい俺のテンションを昂ぶらせていた。
51: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/30(月) 19:26:47.50 ID:squNLtVqO
「生二つ、あと焼き鳥の盛り合わせで」
仕事を終えて合流した後、何度か来たことのある居酒屋の個室にて。
52: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/30(月) 19:27:43.83 ID:squNLtVqO
「すみませーん!梅酒を一つ、お願いしまーす!」
53: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/30(月) 19:28:38.65 ID:squNLtVqO
「プロデューサー、罰として今日は私が満足するまで付き合って下さい」
「はい」
54: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/30(月) 19:29:45.09 ID:squNLtVqO
「……終電、無いな」
55: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/30(月) 19:30:28.93 ID:squNLtVqO
なかなか立ち上がろうとしない楓さんの手を引っ張り、店から出る。
楓さんはケラケラと上機嫌だ。
56: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/30(月) 19:31:50.22 ID:squNLtVqO
「あ、そこの道を右でお願いします。そしたら二つ目の交差点のところで」
タクシーが、着いた。
57: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/30(月) 19:33:45.35 ID:squNLtVqO
「ちひろさん。いつもお世話になっているお礼に……はい、舞台のチケットです」
58:名無しNIPPER[sage]
2017/10/31(火) 00:23:07.36 ID:RJz6X4CIo
ころころ転がるP
59:名無しNIPPER[sage]
2017/10/31(火) 23:43:24.57 ID:VWbcfHi/o
またちひろがPを売ったのか
60: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:08:44.48 ID:IEt8OX6t0
「それでは〜」
「「かんぱーい!」」
61: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:09:45.23 ID:IEt8OX6t0
「あー……」
62: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:10:31.69 ID:IEt8OX6t0
「うわっ?!」
立ち上がろうとしていたところだったので、あっけなく布団の上にうつ伏せにされる。
63: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:11:22.53 ID:IEt8OX6t0
「やっぱり、あるんじゃないですか。お酒がないとし辛い話」
64: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:12:16.66 ID:IEt8OX6t0
「えっと……私、プロデューサーに『楓』って呼んで欲しかっただけで……」
「……なるほどー……」
65: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:13:23.08 ID:IEt8OX6t0
ちゅ、っと。
唇に、柔らかいものが触れた。
66: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:13:59.95 ID:IEt8OX6t0
「なんでしたら、もう一度言いましょうか?」
67: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:14:45.19 ID:IEt8OX6t0
ちひろ『楓さん。改めて、昨日は舞台のチケットありがとうございました!とても素晴らしかったです』
68: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:15:44.60 ID:IEt8OX6t0
以上です
お付き合い、ありがとうございました
最近書いたものです、よろしければ是非
69:名無しNIPPER[sage]
2017/11/01(水) 07:55:09.76 ID:krGSSoes0
おっつおっつ
70:名無しNIPPER[sage]
2017/11/01(水) 10:34:12.17 ID:FFpXymTjo
乙、また何か書いてくれ
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