高垣楓「純情な恋する乙女なんて如何でしょうか?」
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60: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/11/01(水) 00:08:44.48 ID:IEt8OX6t0
「それでは〜」
「「かんぱーい!」」
ごくごくと缶ビールを煽る。
既に結構な量を飲んでしまっていたが、それでもやっぱり缶ビールは美味しい。
反対側では楓さんが枝豆をつまみながら既に350mlを一缶開けていた。
今度こそ自分のペースで飲むと固く誓う。
「……で、楓さん」
「はい、なんでしょうか?」
「ほんと、今回限りですからね。貴女はアイドルなんですから……」
「あ、プロデューサー、ビール無くなってますよ」
ダメだ、おそらくかなり酔っている。
まともに取り合っては貰えないだろう。
……仕方がない、明日お互い酔いが覚めた時に注意するとしよう。
来てしまったものは仕方無いのだし、せっかくのビールも楽しめない。
俺も二本目の缶に手を伸ばし、のんびりと枝豆をつまむ。
特に会話はないが、楽しそうにしている楓さんを眺めているだけで満足だ。
胸元が良い感じにはだけているのから全力で目を逸らしながら、脳内に般若心経のサビを流す。
般若心経のサビって何だ。
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