結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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565: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 22:51:51.09 ID:EQdefISBo


 はい、と返事をして初春はキーボードを叩く。
 するとデスクの上にある八つのディスプレイが一気にある映像に差し替わる。

以下略 AAS



566: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 22:54:25.80 ID:EQdefISBo


 人を馬鹿にしたような目で見てくる女子中学生二人を尻目に、再びリピートされ続ける映像に目を向ける。
 何度も眺めているうちに上条はあることに気付く。

以下略 AAS



567: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 22:56:38.90 ID:EQdefISBo


初春「ちなみにこの矛盾映像から結標さんの行動を分析してみたところ、どうやら今ちまたを騒がせている研究所襲撃犯が結標さんっぽいんですよね」

上条「えっ、結標がそんなことを!? なんでっ!?」
以下略 AAS



568: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 22:59:00.74 ID:EQdefISBo


 とある高層ビルの中にある一室。
 テーブルといくつかのイス、観葉植物が数本置いてあるだけの簡素な部屋。
 暗部組織『スクール』の複数ある隠れ家の中の一つ。
以下略 AAS



569: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:01:05.96 ID:EQdefISBo


海美「あら? 垣根じゃない。別に。ただ誉望君とお仕事の話をしていただけよ?」

垣根「へー、そうか。スピーカーにしてどういう状況になっているのか話せ」
以下略 AAS



570: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:03:13.49 ID:EQdefISBo


海美「進捗状況はあまり良くはないわね」

ショチトル『どういうことだ? こちらが送ったツールとやらを使ってはいないのか?』
以下略 AAS



571: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:05:43.63 ID:EQdefISBo


 第一〇学区にある廃工場。
 錆びついた機械や中身のない埃のかぶったコンテナが積まれているところから長い間放置されていることがわかる。
 人一人いないそんな廃墟に一台の白いバンが入ってきた。
以下略 AAS



572: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:07:18.23 ID:EQdefISBo


円周「……うーん、ここをどーんってやってかーんって感じでやればいけるかなあ?」


以下略 AAS



573: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:09:49.42 ID:EQdefISBo


 櫻井通信機器開発所。一般的には通信機器の開発をしていると公表されている施設だ。
 一〇階建てのビルを、しかも一号棟と二号棟の合わせて二棟をそのまま与えられていることから、この研究機関の大きさが伺える。
 その付近に一台の黒塗りのワンボックスカーが停車されていた。
以下略 AAS



574: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:12:58.06 ID:EQdefISBo


初春「――ッ!? こ、これは」


以下略 AAS



575: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:14:16.58 ID:EQdefISBo


 ふんっ、と鼻息を荒げ両手ガッツポーズを胸辺りに持ってきてやる気アピールをする初春。
 明るく見せているが内心焦りやプレッシャーに苛まれていることに、黒子は何となく察していた。

以下略 AAS



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