13: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:27:51.37 ID:yj3euRj70
文香「ありすちゃん……?」フラフラ
ありす「すみません、お待たせして。もう少し私に体重をかけてもらって大丈夫です。ゆっくり行きましょう」
文香「はい、お願いします。それでは兄さま。お恥ずかしいところを見せてしまいましたが……もしよければ、今のことは忘れてください」
14: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:28:42.27 ID:yj3euRj70
千夜「落ち着いてください。私は兄さまを責めているわけではありません。仕方ないと言っているでしょう?」
千夜(そもそも話を持ちかけたのは文香さんからということを、私は知っているわけですが)
千夜「まあ仕方ないとはいえ、そして文香さんも現状を楽しんでいるとはいえ、兄さまが文香さんという妹一人では満足できずに別のアイドルに妹を求めるかもしれません。そしてそのアイドルが、歪んでしまった兄さまの欲望を受け止められるとは思えません」
15: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:30:52.58 ID:yj3euRj70
ちとせ「だーかーら、ゴニョゴニョ♪」
千夜「し、しかし……」
ちとせ「だって魔法使いさんの反応はいまいちだったでしょ? つまりそういうことなの」
16: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:32:09.98 ID:yj3euRj70
※ ※ ※
千夜「失態でした……まさかお嬢さまに見られてしまうとは」ハァ
17: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:32:59.40 ID:yj3euRj70
千夜「」
千夜(先ほどの声は……由里子さんのものでした。つまり由里子さんは、あいつとまゆPが……そういう仲だと言っている?)
18: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:34:01.75 ID:yj3euRj70
由里子「というわけでまゆP! 自らの罪の認識したのなら、今すぐCPのプロデューサーの元へと駆け寄り! 人目をはばからず熱い抱擁を――――――――――あっ」
まゆP「ん?」クルッ
まゆ「……」ニッコリ
19: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:34:57.36 ID:yj3euRj70
千夜「つまりあいつの正体は、快活で明るい少女に抱きつかれる日々をなし崩しで受け入れ、もう中学生になった少女をそれでも膝の上に乗せ続け、血のつながっていない女子大生に兄としてコミュニケーションをとる」
千夜「さらに、ホモ」
千夜「フフ……フフフフフフフ」
20: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:36:01.72 ID:yj3euRj70
※ ※ ※
21: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:37:15.95 ID:yj3euRj70
千夜「失礼、こちらの話です。ところで椅子に座っていると危ないので、ソファーに移動した方がいいですよ」
武内P「……椅子は危ないんですか?」
千夜「ええ、危ないです」
22: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:38:00.32 ID:yj3euRj70
千夜「私の顔を……見ていてください。初めてで怖いが……お前が見ていてくれるのなら、頑張れる」
武内P「白雪さん……」
千夜「さあ、始め――」
23: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:38:59.80 ID:yj3euRj70
武内P(体が熱い……服が体をこする感覚がもどかしい。白雪さんが私の胸に乗せた手が心地いい)
武内P(部屋に入ってきたのは誰でしょう? 視界がぼやけてわからない……この元気な声は日野さんで、もう一人は……兄さま? 鷺沢さんでしょうか)
武内P(いけない……普段は大丈夫なのに……声を聴いているだけで……ぼんやりとその体が見えるだけで……体が……体が……)
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