千夜「お前を監視する」武内P「?」
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20: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:36:01.72 ID:yj3euRj70
※ ※ ※




武内P「……」カタ、カタカタカタッ


コンコン、ガチャッ


千夜「失礼します」

武内P「白雪さん、どうしましたか?」

千夜「……」


ガチャン、カチッ


千夜「お前をねぎらおうと思いまして」

武内P「……え?」

千夜「今日一日お前を観察していましたが、想像していたより……というよりも、想定していなかった形で振り回されて哀れに思いました」

武内P「あ、哀れ……」

千夜「体よりも心の方が疲れているでしょう。暖かいお茶でもと思って、差し入れを持ってきました」

武内P「それは……お気遣いいただきありがとうございます」

千夜「――と、その前に」

武内P「……それは?」

千夜「先ほど知り合いからいただいた薬です。疲れている時に飲むべきものだそうで、本当は1000倍に希釈するのですが……お前は人より体が大きいですし、たいへん疲れています。本当なら五滴ぐらいなんですが、七滴にしておきましょう」


ポチャン、ポチャン


千夜「……さあ、どうぞ」

武内P「ありがとうございます。ちょうど喉が渇いていたところなので、いただきます」


ゴクリ、ゴクリ


千夜「……飲みやすいように少し温《ぬる》めにしましたが、温すぎましたか?」

武内P「いえ、ちょうどいい飲みやすさです」

千夜「そうでしたか。一気に飲んでもらえて助かります」

武内P「助かる……?」


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