千夜「お前を監視する」武内P「?」
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16: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/04/29(木) 04:32:09.98 ID:yj3euRj70
※ ※ ※



千夜「失態でした……まさかお嬢さまに見られてしまうとは」ハァ

千夜(落ち込んでいても仕方ありません。これまでの観察結果をまとめるとしましょう)

千夜「……変態だな」

千夜(茜さんの件だけでもお嬢さまに相応しくない。異常なまでに押しに弱いという欠点が見られ、あまりに隙だらけで私でも簡単に抱き着ける。ここまでならまだ救いがあります)

千夜(しかし次の小梅さん。小学生の頃から、そして中学生となって妖しい色香を漂わせるようになっても膝に乗せていたとは。私自身をもってあいつがロリコンではないことを証明できたからいいものを、傍から見ればロリコンの変態です)

千夜(最後の止めには文香さんだ。内気な美女に自分だけ“兄さま”と親しみをもって接してもらうことが、そんなに嬉しいのですか? 文香さんから持ちかけた話なんでしょうが、お前の満更でもない様子をはっきりとこの目で見ました。しかも私に兄さまと呼ばれても呆気に取られるだけで――胸か!? 逆サバができるほど豊満な胸がそんなに良いのか!? これは変態です!!)

千夜(……しかし決して悪い男ではありません。押しに弱いのはそれだけ相手を慮《おもんぱか》るからでしょう。それに子どもに懐かれる人間が悪人なはずが……子ども? 女の顔ができる小梅さんを子ども扱いしていいのでしょうか……?)

千夜(まあそれはさておき、あれだけ凶悪な顔つきと体をしているのに、男性に不慣れな文香さんが親しく話せる相手でもあります。変態ではあっても、根は良いやつなんでしょう)

千夜(きっと最初から変態であったわけではなく、あまりに忙しい仕事に取組むうちに、段々と歪んでしまったのでしょう。誰かが矯正してあげなければ。そう、誰かが) 

千夜「……さて、お嬢さまを説得できるだけの材料はそろいましたが……これは逆にそろいすぎました。こんな変態に想いを寄せてしまったなど知れば、繊細なお嬢さまには一生モノのトラウマになりかねません」

千夜(別に全てを話す必要はありませんが、いくら信頼する私の言葉とはいってもすぐに想いを振り切れないでしょう。ただでさえ同じ事務所でよくよく顔を合わせるのです。知らず知らずのうちに目を向けてしまい、そしてあいつの変態っぷりを知ってしまいショックを受けてしまうでしょう)

千夜(お嬢さまをやんわりと説得しつつ、あいつを誰かが元の真人間へと矯正しなければいけません。しかしそんな都合の良い誰かはいるのでしょうか?)

千夜(例えば茜さん。彼女は今のままのあいつが好きなんでしょう。矯正する必要性を感じてくれない)

千夜(例えば小梅さん。彼女は矯正するどころか、むしろあいつを少女好きへと歪めようとするだろう)

千夜(例えば文香さん。彼女自身に悪意はないのですが、血のつながっていない男を兄さまと慕って歪めようとしている側だ)

千夜「……やはりそんな都合の良い人はいませんね」

千夜「ハァ、まったくもって仕方ない。少しも気が乗りませんが、これもお嬢さまのためです。仕方なく、イヤイヤですが、私が何十年かかってでも矯正――」


「昨日も打ち合わせだって言って、CPのプロデューサーと二人っきりで何をナニしてたの?」


千夜「……」

千夜(曲がり角の向こう――休憩所の方から、聞き捨てならない言葉が聞こえてきました)

千夜(生真面目なあいつが職場でふしだらな行為に及ぶとは思えません。思えませんが……念のため、誰が話しているか確認はしておきましょう)ゴゴゴゴゴゴッ

千夜(場合によっては……)コソッ





由里子「いい加減ノンケのフリは止めるんだじぇ!!」

まゆP「……いい加減にするのはお前の方だろ」





大西百合子
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