186:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 14:58:51.40 ID:cF8UknzM0
「誰、か……!」
頭が回らない。
187:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 14:59:26.33 ID:cF8UknzM0
『千早! かけ直してくれたのか!』
数コールの後、すぐにプロデューサーの嬉しそうな声が聞こえた。
188:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 14:59:54.20 ID:cF8UknzM0
寝ては起きて、寝ては起きて、と忙しい日だ。
目覚めた時、最初に目に入ってきたのは白い天上だった。
189:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:00:26.68 ID:cF8UknzM0
「過呼吸で倒れただけだって救急車の方には言われたけど……ホッとしたよ」
私が落ち着くと、プロデューサーがすぐに連絡を入れた。
190:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:00:52.93 ID:cF8UknzM0
夜が明けて。
検査入院をすることになった私の所へ、両親は来なかった。
191:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:26:28.40 ID:cF8UknzM0
「今、なんて言った?」
「え? ごめんなさい、と」
192:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:27:19.61 ID:cF8UknzM0
「……いい機会だから、そのままゆっくり休んでなさい」
「私は……休むも何も」
193:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:27:59.20 ID:cF8UknzM0
次にやってきたのは四条さんと我那覇さんだった。
「お加減は如何ですか?」
194:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:38:53.74 ID:cF8UknzM0
「私もいただきましたが、まこと美味でしたよ。さぁ、どうぞ」
我那覇さんに差し出された袋から、一つ摘み出す。
195:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:39:19.81 ID:cF8UknzM0
「何かついてますか?」
「如月千早。あなたは……」
196:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:39:45.98 ID:cF8UknzM0
「てりゃーっ!」
「サボりは許さんぜよ!」
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