千早「賽は、投げられた」
1- 20
189:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:00:26.68 ID:cF8UknzM0

「過呼吸で倒れただけだって救急車の方には言われたけど……ホッとしたよ」


私が落ち着くと、プロデューサーがすぐに連絡を入れた。

社長、音無さん、律子。

そして次に、当然のように。


「ご両親にも連絡しないと」

「しなくていいです」

「そう言うわけにはいかない。仮にも娘さんを預かってる身だ」

「私の家のこと、ご存知ですよね」

「だとしても、だ」

「なら、私が会いに来なくていいと言った旨、一言添えてください」

「……分かった」


プロデューサーとしても、譲歩の限界ラインだったのだろう。

私の言った通りにしてくれつつも、やりきれない表情をしていた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice