千早「賽は、投げられた」
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193:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:27:59.20 ID:cF8UknzM0

次にやってきたのは四条さんと我那覇さんだった。


「お加減は如何ですか?」

「あ、もう誰か来たんだなー。この匂い、伊織か?」

「ええ。水瀬さんと高槻さんが」


そう答えると四条さんは一瞬、水瀬さんと同じように顔をしかめた。

一方の我那覇さんは、いつものようにあっけらかんとしている。


「食欲はあるの?」

「それなりに、と言ったところかしら」

「じゃあ、これどーぞ!」


差し出されたのは、丸いお菓子が入った小袋。


「いつも同じものな気もするけど……サーターアンダギー!」


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