195:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:39:19.81 ID:cF8UknzM0
「何かついてますか?」
「如月千早。あなたは……」
出かかった言葉を呑み込み、四条さんは言葉を選び直した。
「……きっと時間が解決してくれることでしょう。私からは何も言いません」
「ん……」
四条さんの言葉に、我那覇さんも神妙な面持ちになった。
それを見る私の心は、どんな色をしているのだろう。
二人の言葉も、このお菓子の味も。
何も響かなかった。
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