196:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:39:45.98 ID:cF8UknzM0
「てりゃーっ!」
「サボりは許さんぜよ!」
前の二人が部屋を出てしばらくすると、騒がしい声が聞こえた。
勢いよく病室のドアが開いたかと思えば、小さな身体が駆けこんでくる。
「ってうえぇ!? 思ったよりやばそーじゃない?」
「うわ、点滴痛そー……」
「大丈夫よ、双海さん。見かけほどじゃないわ」
「え……?」
問題ない旨を伝えたところ、何故か一層深刻な表情をされてしまった。
二人はベッドの両側にそれぞれしゃがみこむと、私に声をかけた。
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