千早「賽は、投げられた」
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197:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:40:31.70 ID:cF8UknzM0

「千早お姉ちゃん、辛い?」

「辛いって……何が?」

「えーっと、それはその……色々、あるけどさ」

「辛くはないわよ」


それは偽りない事実。

辛くは一切ない。

普段ならそう感じるセンサーが、今は全く動かない。


「なんか、千早お姉ちゃんが遠くに行っちゃったみたいな気がする……」

「ねぇ、急にいなくなっちゃったりしないよね?」

「大丈夫よ」


心配する必要なんて何もない。


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