116: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:35:31.15 ID:5UUNa7QZ0
「サンセットノスタルジーが出れないなら、私もでません」
117: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:36:56.67 ID:5UUNa7QZ0
プロデューサーに、私は頭を下げる。
118: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:39:23.86 ID:5UUNa7QZ0
仕事が残っていたプロデューサーを除いた四人は、私が回復をするまで待っていてくれていた。
119: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:40:47.03 ID:5UUNa7QZ0
120: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:42:55.22 ID:5UUNa7QZ0
「ホントにいいの?」
「もう、しつこいわね。未央だって、ライブ出ないの本気なの?」
121: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:47:09.48 ID:5UUNa7QZ0
「そもそもなんであんなことを? 事務所辞めるだなんてさ」
「いいのよ。辞めることになったら、ピアノ教室でも始めてみるわ。暫くは今みたいに、お母さんの手伝いだけど、その内に自分だけのをね。そしたら、未央も習いに来てよね」
122: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:48:28.84 ID:5UUNa7QZ0
いよいよ梅雨を抜け、夏が顔を覗かせようとしているカラッと暑い日だった。
仕事の資料を貰う為に事務所につくと、奇妙な唸り声が聞こえてきた。
123: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:49:54.31 ID:5UUNa7QZ0
「いやいや。強制じゃないんだしさ……本当に無理しなくても」
「うーん。サンノスでも出たいけど、ブエナ・スエルテも初舞台だしさー」
124: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:51:00.64 ID:5UUNa7QZ0
ニュージェネでのレッスンの日だった。
着替えを終えて、私は更衣室を後にした。そんなときにみうみうと鉢合わせた。
125: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:52:49.16 ID:5UUNa7QZ0
そんな私たちを尻目に、つっちーが言った。
126: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:55:23.58 ID:5UUNa7QZ0
トレーナーさんは眉間にしわを寄せて、怪訝そうに室内を見渡してた。
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