30: ◆A95oCT.s2k[saga]
2017/06/18(日) 18:50:17.12 ID:/+LAMdvF0
「あっれぇー、雪乃ちゃんじゃない」
「あー、陽乃さん!」
声に振り向く、そこには雪ノ下の姉の雪ノ下陽乃さんの姿があった。
31: ◆A95oCT.s2k[saga]
2017/06/18(日) 18:52:16.85 ID:/+LAMdvF0
「君は……ええと、さざなみさん……だっけ?」
「相模です、相模南……雪ノ下さんのお姉さん、お久しぶり……です」
「ああごめん、相模さん……だったね、へぇ、雪乃ちゃんと仲良くしてくれてるんだ」
32: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:53:59.02 ID:/+LAMdvF0
「陽乃さん、ありがとうございますっ」
「姉さん……」
「比企谷くんとガマハちゃんには雪乃ちゃんもお世話になってるし、それに、雪乃ちゃんに新しく出来たお友達もいる事だしね」
33: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:55:46.04 ID:/+LAMdvF0
× × ×
陽乃さんの教えてくれた店に到着した時、またも俺達は聞き覚えのある声に呼び止められた。
「あれ、ヒキオじゃん」
34: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:57:32.79 ID:/+LAMdvF0
「うんっ、みんなでお買いもの、楽しいよね」
「だなぁ、戸塚と買い物、楽しいよなぁ……」
その戸塚の笑顔に見惚れた俺は一瞬、考えを巡らして見る。
35: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:59:47.27 ID:/+LAMdvF0
「それに小町的にはこの場合、同性同士の方が案外良い案出るかと思うんですよ」
「そうね、私は別に構わないわ」
「うちも、みんなが迷惑じゃなければ」
36: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 19:02:29.89 ID:/+LAMdvF0
「結衣の奴、今年もなんだかんだで遊びそうだし、喜ぶとは思うけどな」
「受験勉強に支障が出るのは否定できねえな」
「まぁまぁ、登下校とか体育の時間に使って貰うとかもできると思うよ」
37: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 19:04:29.58 ID:/+LAMdvF0
「あら、比企谷くん」
「雪ノ下か」
俺と同じく目当ての品を買えたのだろう、雪ノ下が俺に声をかけてきた。
38: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 19:06:55.86 ID:/+LAMdvF0
「苦労が絶えないわね……小町さんも」
俺を見ながら雪ノ下は言う。
39: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 19:09:01.73 ID:/+LAMdvF0
「んじゃ、戻って食材買ってから帰るか」
「そうね」
「急がないと欲しいお肉、売り切れちゃうかもね」
40: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 19:11:53.01 ID:/+LAMdvF0
B 彼と彼女達の、はっぴー・ばーす・でー
そして翌日。
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