八幡「異本・たとえばこんなバースデーソング」
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33: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:55:46.04 ID:/+LAMdvF0
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 陽乃さんの教えてくれた店に到着した時、またも俺達は聞き覚えのある声に呼び止められた。

「あれ、ヒキオじゃん」

「やあ、みんなもここに来てたんだ」

「八幡、小町ちゃん、雪ノ下さん、相模さん、こんにちわっ」

「おう、お前らも来てたのか」

 私服姿の三浦、葉山、戸塚と出くわした。

 そう言えばこいつらプレゼントの調達班だったな。


「みなさんやっはろーですっ」

「小町ちゃん、やっはろー」

 小町の声に戸塚が笑顔で返す。うん、今日も戸塚は可愛いなぁ。


「プレゼント選びは順調かしら」

「ああ、みんなで渡すやつは既に買ってあるんだ」

 雪ノ下の問いかけに葉山が包装されたプレゼントを見せる。

 手のひらよりやや大きいサイズのそれの中は伺えないが、形状からして箱型のものだと言うの事は分かった。


「で、ヒキオ達は何してんの?」

「実は、うちら個人でも結衣ちゃんのプレゼントを買おうって事になって」

「それで、さっきここのお店の事、教えて貰ったんですよ」

「じゃあ、僕達と同じだね」

「じゃあ、戸塚達もか」

 三浦の問いかけに小町と相模が答える。それに戸塚が応じ、俺もまた返すのだった。


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