81: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 11:57:45.75 ID:c3b0uZJF0
曜「一度、落ち着いてください!」
──曜だった。
82: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 11:59:10.72 ID:c3b0uZJF0
──確かあの子たちは……。数日前に事情聴取をした、事件に巻き込まれた少女たち。……確か、侑とかすみと言っただろうか。
彼方「侑ちゃん……!? かすみちゃん……!?」
83: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 11:59:54.08 ID:c3b0uZJF0
🎹 🎹 🎹
84: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 12:00:38.15 ID:c3b0uZJF0
それを聞いて、海未さんが果南さんの方に視線を向ける。
海未「果南、本当ですか?」
85: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 12:01:37.17 ID:c3b0uZJF0
彼方「ウルトラビーストって言うのは、ウルトラスペースに住んでるって言われる特殊なポケモンのことだよ。ウルトラスペースは特殊なエネルギーに満ちてるらしくって……それを浴び続けた結果、ウルトラビーストたちは普通のポケモンとは一線を画した強さを持ってるんだ……」
穂乃果「それと……“Fall”もウルトラスペースを通ってきてるから……身体にそのエネルギー浴びちゃってて、それに惹かれてウルトラビーストが寄ってきちゃうんだって」
86: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 12:02:29.18 ID:c3b0uZJF0
彼方さんは、ヨハネ博士の言葉に頷く。
かすみ「あ、あの侑先輩……」
87: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 12:03:05.67 ID:c3b0uZJF0
ツバサ「……その称号と一緒に渡されるポケモンを持っているってことは、貴方はその称号を持った幹部だったってこと?」
彼方「えっと……確かに彼方ちゃんは実行部隊で2番目に強いトレーナーだったから、副リーダーみたいな扱いで……一瞬だけ称号階級を持ってたタイミングはあったんだけど……もともとは違う人が持ってたんだ……」
88: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 12:03:58.87 ID:c3b0uZJF0
自分のことなのに、肯定でも否定でもなく、わからないって……?
そんな疑問に答えたのは、
89: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 12:04:38.21 ID:c3b0uZJF0
ダイヤ「あの……一体何を……」
鞠莉「まあ、ちょっと待ってて」
90: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 12:05:29.53 ID:c3b0uZJF0
鞠莉「いつものように、修復作業をやってたんだけど……図鑑から出てきたポリゴンZからは、ポリゴンZというポケモンが持っている異常行動がほぼ解消されていて……何故かポリゴン2のような挙動になっていた。わたしはそれに気付いて、図鑑のプログラムを自分で直接解析してみたんだけど……」
ルビィ「あ、あの……自分で出来るなら、最初からそうした方が……」
91: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 12:06:39.78 ID:c3b0uZJF0
鞠莉「彼方、あなた……リナがそのテンノウジ・璃奈さんとそっくりだって言ったわよね?」
彼方「うん。喋り方も、考えた方も……雰囲気とかもそっくりだなって……。あと、リナちゃんボードって口癖……璃奈ちゃんも同じことをよく言ってたんだ」
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