418: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:12:51.11 ID:loIPccok0
テッカグヤが身を振るいながら、砕いた岩壁をこちらに向かって雪崩のように崩してくる。
彼方「“テレキネシス”!!」
419: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:13:24.35 ID:loIPccok0
彼方「はぁ……はぁ……え、エマちゃん……?」
エマ「……彼方ちゃん、わたし……足手まといだよね……」
420: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:16:17.16 ID:loIPccok0
👠 👠 👠
421: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:17:30.67 ID:loIPccok0
せつ菜「それに……私はしずくさんとの約束がありますから……」
果林「しずくちゃんがピンチになったら、しずくちゃんを守ってあげるって話?」
422: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:18:37.43 ID:loIPccok0
彼方「テッカグヤに向かって〜ぶん投げろ〜!!」
「コァ〜〜!!!!」
姫乃「な……!?」
423: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:22:28.17 ID:loIPccok0
姫乃「“ふきとばし”!!」
「──テングッ!!!」
424: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:22:57.63 ID:loIPccok0
彼方「あ、暑い……」
気付けばここら一帯が強い日差しに見舞われている。
425: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:24:02.27 ID:loIPccok0
何か、僅かに耳に届いてくる音がある。本当に僅かに、違和感を認識できる程度の小さな音。
ただ、自然の音ではなく、明らかに何かから発生している……ノイズのような……。
426: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:25:09.51 ID:loIPccok0
エマ「……っ! パルスワン、一旦引き返そう……!」
「ワンッ」
427: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:26:31.96 ID:loIPccok0
直後──テッカグヤのバーナーの先に周囲の岩石を引き寄せるような、重力の球のようなものが集束され始める。
姫乃「もう……誰も……果林さんの邪魔……しないでください……お願いだから……。……果林さんの邪魔をするなら──消えてください。テッカグヤ、“メテオビーム”」
428: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/30(金) 14:29:16.97 ID:loIPccok0
姫乃「…………そもそも、貴方も貴方です、彼方さん」
彼方「質問に答えてくれないかな」
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