354: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:45:50.99 ID:0yMsBTVK0
マナフィを連れて、やぶれた世界に向かおうとしていた。
彼方「ギラティナくん、よろしくね〜♪」
355: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:46:26.06 ID:0yMsBTVK0
果南「おー……あの見境がなかったギラティナが言うこと聞いてる……」
鞠莉「かすみと彼方には随分なついているみたいね。これなら、“はっきんだま”は必要なさそうかしら……?」
356: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:47:38.17 ID:0yMsBTVK0
侑「リナちゃん」
リナ『? なぁに?』 || ╹ᇫ╹ ||
357: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:48:21.75 ID:0yMsBTVK0
彼方「……! じゃあ、やっぱり……」
リナ『うん。……私の記憶は間違いなく、テンノウジ・璃奈を基に作られてる。ただ、私にわかるのは私が消えるまでのことまで。情報の補完がしたい。お話しするの、一緒に手伝って欲しい』 || ╹ ◡ ╹ ||
358: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:49:10.20 ID:0yMsBTVK0
🎹 🎹 🎹
359: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:51:00.87 ID:0yMsBTVK0
海未「わかりました。では、貴方はテンノウジ・璃奈の記憶と人格を持った……AIということでよろしいですか?」
リナ『相違ない』 || ╹ ◡ ╹ ||
360: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:51:46.11 ID:0yMsBTVK0
つまり、まとめると……璃奈さんは愛ちゃんを助けるために、ウルトラスペース内でバラバラになって……バラバラになった璃奈さんの思念が──やぶれた世界のピンクダイヤモンドにたどり着き……そこに居合わせた果南さんのポケモン図鑑に自分の一部を侵入させた……ということらしい。
そして、その後……鞠莉さんのポリゴンZのバグ取りをして、自分の存在を気付かせ、図鑑に組み込んでもらい……いつか自分の完全な記憶が宿っているピンクダイヤモンドにたどり着いてくれるように、わざと不自然な状態の記憶を持った“リナちゃん”という存在を作りだした……。
361: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:54:06.25 ID:0yMsBTVK0
リナ『あってるけど、たぶんヨハネ博士の考えてる範疇の話だと間違ってる』 || ╹ᇫ╹ ||
善子「……。……世界の中で起こるレベルのエントロピー増大じゃないと……?」
362: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:55:15.99 ID:0yMsBTVK0
善子「仮にこんな風に無理やり穴を空けたんじゃなかったとしても、徐々に表面のゴムが劣化し、目に見えないような小さな穴が空いていってどんどん萎む速さは加速していく。これと同じようなことが起こってるってわけ」
彼方「あの〜……エネルギーが抜けていっちゃうってことはわかったんだけど〜……それが起こるとどうして彼方ちゃんたちの世界は住む場所がなくなっちゃうの〜……?」
363: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:56:13.97 ID:0yMsBTVK0
かすみ「穴…………穴……? ……あっ! ウルトラホールだ!! ウルトラビーストがこっちに来たり、還ったりするときに空くやつ!」
リナ『かすみちゃん、正解!』 || > ◡ < ||
364: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:57:22.54 ID:0yMsBTVK0
── 一瞬、場が静まり返る。
海未「ほ、本当ですか……!?」
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