356: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:47:38.17 ID:0yMsBTVK0
侑「リナちゃん」
リナ『? なぁに?』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「何があっても……私と一緒に旅をしたリナちゃんのことは……私がちゃんと覚えてるから。大丈夫だよ」
リナ『……!』 || ╹ _ ╹ ||
侑「きっと……このピンクダイヤの中にあるリナちゃんの記憶は、心は……リナちゃんにとっても大切なもののはずだから。怖がらないで」
リナ『侑さん……うん……!』 || 𝅝• _ • ||
鞠莉「……ふふ。……リナのこと、侑に任せてよかったわ」
果南「ふふ、そうだね」
善子「まあ、私に見る目があったってことね、感謝しなさ──いたたっ!? マリー痛い!? 耳引っ張らないでよ!?」
侑「リナちゃん、始めるよ」
リナ『うん!』 || ╹ ◡ ╹ ||
侑「マナフィ、お願い!」
「フィ〜〜♪」
私がマナフィにお願いすると……マナフィの触角の先がぽわぁっとピンク色に光り出し──それと同時に……リナちゃんとピンクダイヤモンド中から、虹色の球状の光が飛び出して──入れ替わった。
侑「…………」
かすみ「も、もしかして……今ので終わりですか……? 随分、あっさり……」
侑「リナちゃん」
リナ『…………』 || ╹ _ ╹ ||
リナちゃんはしばらく黙っていたけど、
|| ╹ᇫ╹ ||
|| ? ᆷ ! ||
|| 𝅝• _ • ||
|| ╹ _ ╹ ||
|| ╹ ◡ ╹ ||
何度も表情を切り替えたのち、
リナ『うん。……全部、思い出したよ』 || ╹ ◡ ╹ ||
リナちゃんはそう言葉にして、私のもとに戻ってくる。
リナ『侑さん』 || ╹ ◡ ╹ ||
侑「なぁに?」
リナ『全部話したいけど……あまりにたくさんあって……ここで全部話すのは難しい。だから、ちゃんとした場所で話したい』 || ╹ ◡ ╹ ||
侑「うん、わかった」
鞠莉「ええ、すぐに海未さんに連絡して、場を用意してもらうようお願いするわ」
リナ『うん、ありがとう。博士』 || ╹ ◡ ╹ ||
そして、リナちゃんはふよふよと移動し、彼方さんの前で止まって、
リナ『彼方さん……久しぶり』 || ╹ ◡ ╹ ||
そう言った。
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