354: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:45:50.99 ID:0yMsBTVK0
マナフィを連れて、やぶれた世界に向かおうとしていた。
彼方「ギラティナくん、よろしくね〜♪」
かすみ「お願いします〜!」
「ギシャラ…」
ギラティナが一鳴きすると──空間に浮いていた裂け目のようなものがどんどん広がっていく。
善子「この大きさだと全員横並びでも入れそうね……」
鞠莉「ディアルガとパルキアだと2匹合わせても人一人通るサイズがやっとなのにね……。やっぱり、向こうはあくまでギラティナの世界なのね……。こんなの見せられると今までの苦労が馬鹿らしくなってくるわ……」
果南「まあまあ。今までの苦労のお陰で楽になったって考えればいいじゃん」
鞠莉「まあ……そうね。それじゃ、みんなやぶれた世界へ行きましょう」
私たちはやぶれた世界へ向かいます。
リナ『リナちゃんボード「ドキドキ」』 || ╹ᨓ╹ ||
🎹 🎹 🎹
空間の裂け目を通って、目を開けると──摩訶不思議な空間が広がっていた。
侑「……地面が……浮かんでる……?」
「ブイ…」
リナ『ありとあらゆる計器が異常な数値を示してる……』 ||;◐ ◡ ◐ ||
かすみ「初めて来たときはびっくりしますよね……かすみんもびっくりしましたもん」
彼方「ねー。こんな世界があるなんてびっくりだよね〜」
かすみ「その割に、彼方先輩はすぐに順応してましたけどね……」
驚く私とリナちゃん。そして、すでに訪れたことのあるかすみちゃんと彼方さんは私たちの反応を見て、しきりに頷いていた。
一方で、
善子「なかなかそそる光景じゃない……ヨハネ好みの雰囲気だわ」
果南「あー……そうだ、確かに前来たときもこんな感じだった」
鞠莉「へー……こんな感じだったのね」
博士たちは、三者三様の感想を述べる。
果南「……言われてみれば、鞠莉はここ来たことないんだっけ?」
鞠莉「わたしはいつもGatekeeper役だったからね〜……まさか3年越しに来ることになるとは思わなかったわ」
鞠莉博士はそう言って肩を竦める。
かすみ「とりあえず、ピンクダイヤモンドのところに移動しちゃいましょう!」
彼方「ギラティナくん、引き続きお願いね〜」
「ギシャラ…」
彼方さんがギラティナにお願いすると、足元の浮島が動き出す。
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20