248: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 12:58:54.87 ID:gk2TE+8k0
吹き飛ばされないように、必死に“ふぶき”に抵抗していると、
リナ『侑さん! 作戦、ある!!』 || ˋ ᇫ ˊ ||
249: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 12:59:24.58 ID:gk2TE+8k0
次の瞬間には──極太のビームが氷の壁もろとも、オニゴーリを吹っ飛ばしていた。
直後──
250: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 12:59:59.21 ID:gk2TE+8k0
リナ『雪は正電荷を大量に帯電する性質があって、その帯電量は発電が可能なほどって言われてる。ライボルトは周囲の空気中の電気を“じゅうでん”して自分のパワーに出来る。これだけ雪に囲まれてたら、これくらいの出力になって当然』 || ╹ᇫ╹ ||
理亞「……っ」
251: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 13:00:37.27 ID:gk2TE+8k0
ガチグマは低い声で唸りながら、こちらに向かって山の斜面を登り始める。
侑「か、“かえんほうしゃ”!!」
252: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 13:01:19.23 ID:gk2TE+8k0
理亞「ガチグマ! “きりさく”!」
「グマァァァ」
253: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 13:02:10.16 ID:gk2TE+8k0
侑「!? な、なに……!?」
ハッとして、ライボルトを見ると──
254: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 13:02:48.19 ID:gk2TE+8k0
ライボルトが滑る私の襟後に噛み付き、
「ブイッ!!!」
255: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 13:03:35.08 ID:gk2TE+8k0
リナ『侑さんっ!! お願い、立って!! 立って逃げなきゃ!!』 || > _ <𝅝||
侑「……っ」
256: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 13:04:14.93 ID:gk2TE+8k0
パステル色の旋風がガチグマを攻撃する。
「…グマ」
257: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 13:05:03.08 ID:gk2TE+8k0
侑「ぷはっ……!!」
「ライボッ!!!」「ブイ!!!」
258: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 13:05:52.63 ID:gk2TE+8k0
侑「どうにか……うまく、いった……」
リナ『侑さん……すごい無茶する……』 || > _ <𝅝||
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