258: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 13:05:52.63 ID:gk2TE+8k0
侑「どうにか……うまく、いった……」
リナ『侑さん……すごい無茶する……』 || > _ <𝅝||
侑「でも、どうにか、なったよ……あはは……」
「ライボッ」「ブイ」
侑「ウォーグルをボールに戻せなかった状況が……却ってよかったよ」
「ウォーー!!!」
リナ『じゃあ……さっきの“きらきらストーム”は……』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「うん……。あれはガチグマへの牽制じゃなくて──下で氷漬けになってるウォーグルの“こおり”を溶かすため……」
「ウォーーーッ!!!」
リナ『ホント無茶する……無事でよかった』 || > _ <𝅝||
侑「あはは……ごめんね、心配掛けて……」
リナちゃんにそう伝えながら──私はライボルトにもたれかかるようにして立ち上がる。
リナ『た、立って平気……!?』 || ? ᆷ ! ||
侑「正直……今にも倒れそう……だけど、理亞さん……探しに行かなきゃ……」
試合とはいえ……かなり無茶苦茶なことしちゃったし……。
リナ『あ、そ、そうだった!?』 || ? ᆷ ! ||
リナちゃんがサーチを始める中、
侑「ウォーグル……」
「ウォーーーッ!!!!」
ライボルトにどうにかウォーグルの背中の上に押し上げてもらって──私たちは理亞さんを探しに、飛び立った。
🎹 🎹 🎹
──理亞さんは思いのほか、すぐに見つかって、
リナ『侑さん、あそこ!』 || ╹ᇫ╹ ||
崖から飛び出していた、太い木の枝にしがみついていた。
理亞「……助けてもらっていい?」
侑「は、はい!! ウォーグル!」
「ウォーー!!!」
ウォーグルが足で理亞さんの肩をしっかり掴んで、飛び上がる。
そのまま、地形がなだらかな場所まで移動し──理亞さんを降ろす。
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