22: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/16(金) 17:57:10.74 ID:eLOLjL7n0
咄嗟の指示で、ネッコアラが敵からの攻撃を丸太で受け止める。
い、いや、それよりも、果林さんが出してきたあのポケモン……!
23: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/16(金) 17:58:02.90 ID:eLOLjL7n0
せつ菜ちゃんが──見たこともないような、冷たい目をしたせつ菜ちゃんが、そこに立っていた。
24: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/16(金) 17:59:11.86 ID:eLOLjL7n0
千歌「ぐっ……!?」
どうにか受け身を取って衝撃を殺して、すぐに身体を起こす。
25: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/16(金) 18:00:17.78 ID:eLOLjL7n0
果林さんは興奮して「フーフー」と息を荒げるせつ菜ちゃんを後ろから抱きすくめて、
果林「私は、この子に力をあげただけ……選んだのはこの子。……そして、選ばせたのは──貴方じゃない」
26: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/16(金) 18:01:14.17 ID:eLOLjL7n0
千歌「……っ」
床に伏せる私に向かって、
27: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/16(金) 18:01:52.48 ID:eLOLjL7n0
振り下ろされる、陽光の剣に向かって──バクフーンが口から業炎を噴き出す。
陽光のエネルギーを押し返すように、燃え盛る爆炎。
28: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/16(金) 18:02:38.01 ID:eLOLjL7n0
せつ菜「出てきなさい──デンジュモク」
「────ジジジジ」
千歌「2匹……目……?」
29: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/16(金) 18:03:48.61 ID:eLOLjL7n0
せつ菜「……」
果林「主人と引き離されないように、最後の力でボールに戻ったみたいね……よく訓練されてる」
30: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/17(土) 16:00:14.14 ID:Lud+ZHkk0
■Chapter050 『終わりの頂』 【SIDE Yu】
31: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/17(土) 16:00:53.15 ID:Lud+ZHkk0
かすみちゃんたちが驚くのも無理はない。
ただでさえ、標高が高いのに──その階段はさらにずっと先……遥か遠くまで伸びていたからだ。
32: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/17(土) 16:01:24.75 ID:Lud+ZHkk0
私たちは階段を登り始める。
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