160: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 03:38:33.84 ID:/nLmInIK0
そう言いながら、しずくちゃんが私の腕を掴んで歩き出す。
歩夢「……しずくちゃん」
161: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 03:40:02.29 ID:/nLmInIK0
「──ジェルルップ…」「──ヴェノメノン…」「──ジェルル…」
歩夢「な、なに……あれ……?」
162: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 03:41:17.84 ID:/nLmInIK0
しずく「ありがとうございます、歩夢さん♡ では、私の言うとおりにしてください♡」
歩夢「うん」
163: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 03:44:10.73 ID:/nLmInIK0
歩夢「……っ……」
浮遊感に包まれたのも束の間──私の身体は何かに優しく受け止められる。
164: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:01:37.48 ID:/nLmInIK0
■Chapter054 『試練の山』 【SIDE Yu】
165: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:02:15.38 ID:/nLmInIK0
かすみちゃんが盛大に目を泳がせる。
欠点、そんなにないんじゃなかったの……かすみちゃん……。
166: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:02:47.97 ID:/nLmInIK0
確かに出来ることなら直したい……。
勝負を諦める癖なんて、明確にデメリットだ。
167: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:03:20.46 ID:/nLmInIK0
果南「今回は二人ともポケモン図鑑なしで挑むこと」
かすみ「ええ!? な、なんでですか!?」
168: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:04:16.81 ID:/nLmInIK0
私が岩を一段よじ登り、かすみちゃんに手を伸ばす。
かすみ「あ、ありがとうございます、侑先輩」
169: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:04:51.41 ID:/nLmInIK0
侑「ウォーグル」
「──ウォーー!!!」
侑「“ブレイククロー”」
170: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:05:33.16 ID:/nLmInIK0
ぽつりぽつりと喋り始めた。
エマ「……彼方ちゃんも」
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