354: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:15:18.14 ID:wroKVd390
■Chapter017 『すれ違い』 【SIDE Yu】
355: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:16:43.49 ID:wroKVd390
リナ『侑さん……大丈夫?』 || 𝅝• _ • ||
侑「……ごめん、あんまり大丈夫じゃないかも」
356: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:17:46.83 ID:wroKVd390
侑「今日のバトルの……反省……」
彼方「おぉ……侑ちゃん、真面目だね〜。彼方ちゃん、バトルの後は疲れちゃって、すぐにすやぴしたいくらいなんだけど……」
357: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:18:53.83 ID:wroKVd390
🎀 🎀 🎀
358: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:19:53.51 ID:wroKVd390
エマ「……大丈夫? 歩夢ちゃん?」
心配そうにエマさんが私の顔を覗き込んでいた。
359: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:22:04.42 ID:wroKVd390
エマ「ふふ♪ 表情も少し和らいだ気がするし、歩夢ちゃんがちょっとでも元気になってくれてよかった♪」
エマさんがニコニコと笑いながら言う。
360: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:25:00.44 ID:wroKVd390
それは身近とはいえ、一緒に暮らしていたか、そうでなかったかの違いもあったのかもしれない。
理由はどうあれ、侑ちゃんは子供の頃は今以上に元気いっぱいで、外を走り回るのが好きな子で、近くの道路で戦っているトレーナーたちのバトルをこっそり覗きに行くのが大好きな子だった。
361: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:27:53.28 ID:wroKVd390
ジム戦だけじゃない。
ドッグランでも私は何も出来なかった。怯えて、尻餅をついて、ただ震えているだけだった。
362: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:35:21.70 ID:wroKVd390
私の旅には、これといった目的があったわけじゃない。……ただ、侑ちゃんと一緒に旅がしたかっただけだ。
侑ちゃんの隣にいられなくなった今……私は自分がどうすればいいのか、どうしたいのかもわからなくなっていた。
363: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:37:40.24 ID:wroKVd390
1匹の貝のようなポケモンの姿。確か、このポケモンは……。
侑「パールル?」
364: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/14(月) 17:45:29.06 ID:wroKVd390
侑「ええええ!?」
リナ『!?』 || ? ᆷ ! ||
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