262: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:39:35.86 ID:IGCv6YWI0
歩夢「は、はい……一応」
歯切れ悪く返事をすると、控えめにポケットから取り出したポケモン図鑑をエマさんに見せる。
263: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:41:08.56 ID:IGCv6YWI0
🎹 🎹 🎹
264: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:42:26.79 ID:IGCv6YWI0
侑「歩夢も、サスケに飲ませてあげたら?」
私の隣でさっきからもくもくと乳搾りをしている歩夢にも訊ねると──
265: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:43:42.07 ID:IGCv6YWI0
エマさんは少しうーんと考えたあと、
エマ「ねえ、侑ちゃん」
266: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:44:39.92 ID:IGCv6YWI0
侑「あ、歩夢……?」
歩夢「侑ちゃん……離れないでね……」
267: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:45:50.33 ID:IGCv6YWI0
エマさんに連れてこられたのは、森の奥の方にある少し開けた場所だった。
そして、そこには周囲の木々がまるで意識的に避けているかのように──中央に苔むした大きな岩が鎮座していた。
268: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:46:54.83 ID:IGCv6YWI0
歩夢「……? ……なんですか……?」
エマ「深呼吸、してみよっか♪」
269: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:47:48.86 ID:IGCv6YWI0
歩夢「………………すぅ………………すぅ…………」
侑「……歩夢?」
270: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:49:01.76 ID:IGCv6YWI0
程なくして、私の意識はゆっくりと眠りに落ちていくのだった。
271: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:50:14.17 ID:IGCv6YWI0
話をするなら、今だと思った。
侑「歩夢、ごめん」
272: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:52:44.93 ID:IGCv6YWI0
侑「どうしたの?」
リナ『何か、いる』 || ╹ _ ╹ ||
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